活動報告・レポート
2022年7月9日(土)
GFフェスティバル感想
GFフェスティバル感想

昨日、開催したGFフェスティバルの感想を聞かせてもらいました。「和歌山県を元気にする会合になりました」「今後、若い人達が活躍できる場が期待できるので楽しみです」「和歌山市の盛り上がりの機会になれば良いと思います」などの感想を聞かせてもらいました。参加してくれた多くの方の感想は良かったと思っていますが、中には違う感想も聞こえてきました。何事も賛否はありますから、それぞれの感想を参考にしながら第二回目の企画を進めていくことを話し合いました。

次回は秋に開催することを考えているので、7月中に次回のフェスティバルの企画会議を行うことにしました。次回はシンガーやダンサーにも来てもらって歌とダンスに接する機会を設け、さらに盛り上げることを考えています。

また昨日の会場はダイワロイネットホテル和歌山でお城の見える部屋で開催しました。都内から来てくれた方はお城を眺めながら「この和歌山城の眺めは素晴らしいですね。この素晴らしい景観は優れた観光資源だと思いますが、和歌山市の方はそう思っていないようですね。関西だと姫路城が有名ですが、和歌山城の方がどっしりとしているので堂々と見えますよ。毎日、眺められる環境にある和歌山市の方は、この宝物の存在に気づいていないのではないですか。気づいているならもっとお城を使ったまち興しや観光イベントの企画があるはずです。他の府県でお城を持っている市はお城で毎週イベントを実施していますよ。そんなことがないと聞いていますから、生かさなければ勿体ないと思います」と話してくれました。

確かに、和歌山城を生かしたまち興しと観光施策は考えていますが、大きな集客につながっていないように感じます。ある観光事業者から「和歌山観光の企画は和歌山市を観光した後に白浜町に向かって宿泊するツアー商品が多いですね。大阪市内、関西空港から和歌山市に入り、玉津島神社と紀三井寺を観光して、そのまま白浜町に抜ける行程です。白浜町で宿泊した後は熊野古道と熊野三山の参拝に行くコースが主流です」と話してくれています。

旅行会社の和歌山県観光の企画商品は白浜町と熊野古道を巡るコースが圧倒的で、和歌山市観光が主体の旅行商品は極めて少ないと思います。こんなところにも観光行政の役割があると思います。

同事業者は「和歌山県以外の県や市は頻繁に会社を訪ねてくれます。『こんな優れたところがありますから旅行商品を企画してください』という熱意を感じます。和歌山県からは感じませんし来てくれることも少ないです」と話してくれました。

これは訪問回数が多ければ良いという意見ではなくて、担当者の熱意と来て観光して欲しいところの良さを提案してくれているということです。これは和歌山県の批判ではなくて観光行政に参考になる意見です。和歌山城の可能性を感じさせる感想を聞かせてもらっているので、県外の人の視点で和歌山市観光を検討してみます。

また今回「泉南市のイベントホールの活用方法が参考になります」と話を伺ったこともあり、同ホールでイベントがあるときに視察にも行きたいと考えています。時期についてはイベンターから案内をいただくことになっているので、良いところは採り入れたいと考えています。

その他
  • 来週に迫っている研修会の行程と内容について参加団体の代表の方に説明を行いました。「みんな楽しみにしています」と期待を伝えてくれました。
  • 喫茶店を訪ねて議会報告書を渡しました。「片桐さんですね。来てくれたときから分かっていました。オーナーが休みなので伝えておきますね」と丁寧に答えてくれました。ありがとうございます。