先月、亡くなった父の妹の四十九日の法要を行いました。法要は正行寺で親類が集まって法要を済ませました。親類が集まると子どもの頃の話をするので思い出が蘇ってきます。車で小豆島に旅行に行ったこと。父親の世代は麻雀が盛んだったことから、父親同士が集まって麻雀をやっていた懐かしい話がでてきました。
昭和の時代を思い出すと「今では考えられないこと」が多くて時代の変遷を感じました。家でも会社でも公共の場所などどこでもタバコを吸うことが普通だったことや、麻雀をしながらタバコとビールも当たり前だったこと。昭和とは良いことも悪いこともあり、凄い時代だったことを振り返りました。
さて人一倍元気だった叔母ですが、足を骨折してから動くことが億劫になり、そこから体力が低下していったようです。歩かなくなると身体が弱ってくるのは分かっていますが、「元気になろう」と思う本人の意思の力で変わっていきます。残念な結果になりましたが、お坊さんの「頑張ったからね」の一言と息子さんからの「働いてばかりだったから、向こうでゆっくりして欲しい」の一言で前向きな空気になりました。
どの時代も生きることは大変なことです。生きることに簡単な時代はなく、覚悟を持って生きること。そしてお寺の内にあったポスター「いのち、ありがとう」の感謝の気持ちを持って生きることが大事だと思います。前の世代の人たちの思いを受け継いで「生きること」を伝えたいと思います。
ロケットの専門家から「人工衛星の耐用年数は長くありません」と話を聞かせてもらいました。宇宙では強い放射線の影響などによって船体が著しく痛むようです。そのため人工衛星の耐用年数は5年程度だということです。そのため打ち上げた人工衛星は「5年すると新しいものに変更することになりますから、再び打ち上げることになります」ということです。交代のサイクルが早く人工衛星の製造は「追いつかない」状況になっています。
しかも人工衛星には機能試験が必要ですが、世界一の製造国である台湾では試験場が不足しているということです。台湾の面積は九州と同程度なので必要な敷地が確保できず、そのため試験場を外国に求めていることも聞かせてもらいました。それらの試験場と共に組み立て工場も併設するとコスト的にも良いのではないかと思います。
果たして和歌山県に適地性があるのか、条件に見合った用地が用意できるのかなど検討課題がありますが、串本町に民間ロケット発射場があることから可能性はあります。和歌山県と宇宙との関係性はまだまだ発展する可能性が高いと考えています。
二人の方が主催してくれた会合に参加しました。一人の方は健康講座や実技を指導して、和歌山県の健康寿命の延伸に尽力してくれています。参加した方々は「健康でいられることが何より嬉しいことです。毎日の活動を楽しんでいます」「今日も午後から講義を行ってきました。皆さんが健康で過ごせる日々を増やしたいと思っています」などの声を聞くことができました。
主催者の方は「今は100歳まで元気でいられる活動を行っていますが、近いうちに110歳や120歳まで健康でいられる時代が訪れると思います。それに向けて講義や実技に取り組んでいます」と話してくれました。