活動報告・レポート
2022年6月10日(金)
一般質問初日
一般質問初日
一般質問初日

令和4年6月県議会定例会の一般質問が始まりました。議会毎に思うことですが、一般質問が始まると気持ちが引き締まります。この初日の緊張感が「さぁ、頑張るぞ」という気持ちにさせてくれます。一般質問は県政における真剣勝負の場ですから、議員も当局も緊張の中で質疑を交わしています。もちろんどんな真剣勝負でもそこに至る経緯があるように、一般質問の日を迎えるまでには深い議論を繰り広げています。企業との大事な交渉の場で事前準備もなくいきなりプレゼンはあり得ませんし、テストのときも事前学習をしないで当日を迎えることはありません。

同様に一般質問当日を迎えるまでには、現場訪問、意見聴取、先行事例の調査、当局との議論などのステップを踏んでいます。これらのステップがないと真剣勝負の場にならないのです。

ですから同僚議員が登壇したとき「同じようなステップを踏んで、同じような気持ちで挑んでいるんだな」と感じて議員を応援しています。このような緊張感のある議論が県政の原点だと感じるのです。緊張しない場面からは、決して大事なものは生まれないと思います。アイデアは緩んでいるときに生まれることがありますが、そこから政策に仕上げるには緊張が必要だと思っています。そんな思いを抱えて、今日から始まった同僚議員の一般質問を聞かせてもらいました。

初日の今日は、コロナ禍における観光戦略やイベント開催、物価高の県内への影響、和歌山IRの否決の問題、そして中小企業者の支援などの質疑が交わされました。登壇した議員の問題提起の視点は学びになりますし、答弁を聞いてそれぞれの県政の方向性を確認しています。

一般質問当日を迎えるまでの準備段階の大変さを感じますし、緊張した空気を感じる議場での質疑、そして終えた後の開放感。その一連の流れの心地よさが分かるので、この雰囲気の中にいられることの有り難さを感じています。議会での議論が県政を前進させている原動力になっていると心から思っています。

来週も一般質問は継続しますし、僕の一般質問は6月14日、火曜日の午後2時前からの予定なので、今日も当局の方々と議論を交わしました。皆さんの応援をお願いいたします。

飲食店

コロナ禍にあって、飲食店の方々はお店の運営に大変ご苦労をされています。今もお客さんが戻っているとは言えないので、依然として厳しい状況が続いているのです。そんな中「なんとか続けて来られたのは皆さんのお陰です。片桐さんにお礼を伝えたいのです。ありがとうございます」と伝えてくれました。

大変なのはお店の方々であり、僕にできることはほとんどなく少し支援をしているだけです。それでも感謝の言葉を伝えてくれるので、内心は「大変なのにお礼の言葉を伝えてくれることは嬉しいことだ」と思っています。訪れて懇談していると「少しだけでも時間はありませんか」と尋ねてくれるので「少しなら大丈夫ですよ」と伝えると、「ではコーヒーを飲んでいってください」と、もてなしてくれるのです。

心を形にして表現してくれる行為は本当に嬉しいものです。少しの応援の結果が表れて、大きなものになっていると感じるのです。この気持ちを感じることでお店を続ける力になれば良いと思いますし、僕の心も同じように嬉しさを感じています。嬉しい言葉とコーヒー、ありがとうございます。

クローバーの会

コロナ禍で中断していたクローバー会が2年ぶりに再開しました。異業種交流会の性質を持つ会なので、久しぶりの再会と新しいメンバーとの出会いがありました。参加した方々は元気いっぱいで、自己紹介もビジネスの案内も弾んでいました。僕からは和歌山県が「和歌山IR」に立候補できなかった結果の説明を行いました。約30分説明した後に参加者からの質問を受けました。今回の結果は結果として受け止めて、この次に向かう気持ちになれる説明を行ったつもりです。

説明を聞いてくれた皆さんからは「とても分かりやすい説明で今回の結果について納得しました」「和歌山県の将来を真剣に考える機会になりました」「私達も県民として雇用と経済を考えなければいけないと思いました」などの前向きな意見を聞かせてもらいました。

県議会での「和歌山IR」の結果を踏まえて、和歌山県の将来を考える契機になれば良いと考えています。