活動報告・レポート
2022年6月8日(水)
健康活動
健康活動
健康活動

健康推進のための活動について協議を行いました。和歌山県は健康寿命が短いことがデータで表れています。原因は複合的なものだと思いますが、その一つに身体を動かすことの時間が短いこと、体操習慣が少ないことも挙げられると思います。

協議のあとの体操に参加しているときに聞いた話ですが「世界で最も椅子に座っている時間が長い国は日本」だということです。このデータは、デスクワークの時間が長く身体を動かすことが少ない現代の国民習慣を示しています。

そこで和歌山県や市町村では健康寿命を延伸するために方策に取り組んでいますが、簡単で効果があると思われるのが「身体を動かすこと」。つまり体操習慣を身につけることです。

毎週、水曜日のお昼の12時30分から約15分間、和歌山市役所前付近で開催されているのが「わかきん体操」です。「わかやま健康スタイル」の寺田尊紀先生が主催しているもので、雨天のとき以外は毎週開催しています。市役所前なので、屋外の解放感と和歌山城を背景にしてゆったりと体操が出来る環境にあります。

健康活動の協議をした後の時間「わかきん体操」に参加してきました。市役所や周囲の企業の方が参加して、みんなで心地よい汗を流しました。体の動きの中に和歌山県の特長を入れるユーモアのある説明を聞きながら体操をするので、身体を動かす時間は直ぐに過ぎていきます。

健康を維持することと、デスクワークや年齢、運動不足の影響などによって身体のバランスが崩れていないか気づくような動きなどを取り入れて、和歌山県らしさのあるオリジナルの体操に仕上がっています。

「お昼休みの時間は机で寝ている人がいますが、それよりも短い時間で良いので身体を動かす方が午後からの仕事の能率はあがります」と説明してくれたように、心身の快適さを感じました。僕は午後から一般質問に関する議論を行ったのですが、ゆったりとした気持ちで議論は深まりした。

さてわかきん体操の寺田先生は「健康寿命向上プロフェッショナル」で、和歌山県民を健康にすることを使命としてそれまでの勤務先を退職し、現在はプロとして活動を行っています。

健康寿命を延ばすこと、高齢者が安全に運転するための体操を導入することなどを目指しています。ここに健康活動を推進している方々と協働することで、新たな展開が期待できそうです。本気の人が出会い、組むことで、和歌山県の健康寿命を楽しく体操習慣を身につけて延ばすことができるように感じます。

お昼時間をリフレッシュして過ごすことができました。和歌山市役所周辺でお仕事をしている皆さん、和歌山城周辺の散歩をしている皆さん、水曜日は「わかきん体操」に参加してみてください。

一般質問に関する議論
一般質問に関する議論

今議会の一般質問で取り上げる項目を絞っています。そこでそれらの項目毎に現状と将来の方向性、また問題解決の方法を考えるために関係部署と議論を行いました。到達すべき地点は同じだと考えていますが、アプローチの方法や時間軸、調整方法などで行政機関と議員との間には違いがあります。組織で仕事をする立場と個人として仕事をする立場の違い。法律に則って規則などに基づいて仕事をする立場と、現場からの要望や現場で考えたことを基準として意見定義をする立場の違いなどがあります。

そんなところからアプローチの方法や、前進させるまでの時間軸に違いが生じるのです。しかし目指すところは将来の県土発展と健康で豊かな生活、有事を防ぎ安心できる環境づくりなどで一致していますから、しっかりと議論を行うことで考えている政策を具体的に進めることができると信じています。

一般質問に関する議論

投資を呼び込むこと、新産業を誘致することを目指した取り組みなどの議論を交わし、昨日よりも今日、今日よりも明日に希望があって明るい和歌山県になるようにしたいと考えています。本会議一般質問で取り上げることで県としての課題が認識できますし、政策を前進させることができます。

動きがあるとその地点は活発化しますし、動きがないとその地点は澱んでいきます。県政に動きを出すために、議員として一般質問はとても大事な機会だと考えています。

その他
  • 和歌山県におけるエネルギー産業とハイテク産業、私立学校のあり方などの話し合いを行いました。
  • 今年の龍馬会の全国大会について協議しました。令和6年は和歌山県が主催県となるので、今から体制を整えることを検討しています。