令和3年11月の総選挙の投票率が低いことを受けて、来たる参議院議員選挙の投票率を向上させるための意見をいただきました。
「どこかの地方自治体で実施していたと聞いたのですが、選管が発行する『投票証明書』を地元の飲食店や商店に持って行くと割引してくれるというものです。特に若い人は飲食店などの割引があるとみんなで行く機会となるので、投票率を上げることを狙うなら検討して欲しい取り組みです。何もしなければ投票率は上がりませんし、若い人の政治参加のきっかけになるのであれば、投票証明書で割引してくれる地元飲食店や商店を募ることも方法だと思います。地元飲食店の振興にもつながります」という意見です。
昨年の総選挙の投票率の低さに注目した提言です。選挙権という大事な権利を行使しないことは政治家を選択するという意思表示を放棄するものです。割引制度で促すことは本筋ではないとの意見もありそうですが、まず投票率を上げることを目指すなら検討してみたい提案です。
和歌山市の場合、和歌山イオンが期日前投票所になっていますが、これも「人が集まるイオンに期日前投票所があれば投票に行く人が増える」との提案があったから実現したものです。
また高校に期日前投票所があれば「18歳以上で投票権がある高校生は投票に行くのでは」という提案もあります。こちらは未だ実現していませんが、投票率を上げるアイデアですから積極的に検討すべきだと考えます。投票率を上げてより多くの人の政治参加を目指すことが国民の選択になるからです。
インターネットで調べてみると、大阪府では民間事業者で「選挙割」が始まっています。投票証明書を見せると飲食店などで割引が実施されています。それ以外の地方自治体でも「選挙割」が始まっていることを知りました。
更に調べると、一般社団法人「選挙割協会」という団体があり、令和3年10月の調査によると、全国で2,000以上のお店が参加しているようです。この「選挙割」の仕組みは簡単で、投票する。そして投票所で投票済み証明書をもらうか投票所の看板の写真を撮影する。そして「選挙割」参加店舗に証明書か写真を見せるだけで、割引サービスを受けられます。
和歌山県で適用されるお店は少ないようですが、取り組んでいるお店があることも分かりました。今後、もっと協力店が増えることを期待しています。
王貞治さんの座右の銘が「昨日、今日、明日」であることの記事を読みました。世界の王貞治さんでさえ、現役時代から現在に至るまで当たり前のことを当たり前に実践しているのです。当たり前のことを実践することが秀でる秘訣です。
この記事にあった言葉です。
人生は円です。つまり「まる」。悪いときは円の一番下なのだと考えます。円は時計のようにぐるぐると回っていて、下にいたら、あとは上がるだけ。円の頂点の絶好調で「時よ、止まれ」と思っても、止まってくれませんが。
人生は円。人生の考え方のヒントになる言葉です。
- 議会一般質問の原稿の作成に取り掛かっています。現在、県政の懸案となっている課題を取り上げますが、その中の一項目について打ち合わせを行いました。建設的な課題と解決すべき課題がありますが、今回はその両方を取り上げる予定です。一般質問当日まで議論を尽くします。
- 令和4年6月県議会で議論を交わす予定の、和歌山県「飲食・宿泊・サービス業等支援金(第5期)」について協議を行ったこと。令和4年4月から6月の間、対前年比で30パーセント売り上げが落ちている事業者が給付対象となります。