活動報告・レポート
2022年5月17日(火)
責任、決断、孤独
責任、決断、孤独

元組織のトップだった方から「紹介したい人がいます」と、先週、話をもらっていたので今日紹介してもらいました。約1時間30分の会議でしたが、紹介者の信用から良いご縁をいただきました。会議の話題の中から一つを紹介します。

片桐君も理解してもらえると思いますが、トップに立つと孤独なものです。一つは全責任を負うこと。一つは決断しなければならないこと。一つは相談できる人がいないことの三つの辛さです。

1.責任を負うとは簡単なことではありません。良いと判断して実行した結果が伴わなければ、その結果責任を負うことになるからです。私もナンバー3、ナンバー2と地位をあげていくに連れて責任を感じていましたが、トップに立ったときの責任の大きさはそれまでと比較できないほどでした。最終的に責任を負う立場のプレッシャーとストレスは全く違います。

2.決断をすることも大変です。責任と同義語になりますが、決断とは結果責任を覚悟することです。ナンバー2のときまではトップに相談できるのです。難しい案件は決断しなくても「社長と相談します」と逃げることができるのです。ところがトップに立った瞬間から「相談します」の言葉は使えなくなるのです。決断者が「一体、誰と相談するのか」となるからです。毎日が決断の連続ですから、氣が休まるときはありません。

3.トップに立つとこんな状況に置かれるので相談できる人がいなくなる、つまり孤独になるのです。私の場合は一人相談できる人がいたので、まだ「まし」でした。社外のつきあいや懇親会があるときは「今日の懇親会は9時30分に終わるから9時40分にいつものお店で待っておいてくれ」と電話をしていました。彼は私の立場を理解してくれていたので、そのお店に先に行って待ってくれていました。私は日頃は誰にも言えない苦しい胸の内を彼に吐露したのです。話を聞いてもらえる人がいることでストレス発散になりました。彼には申し訳ないと思っていましたが、つきあいをしてくれたお陰で何とか責任を果たせたと思っています。

以上の話を聞かせてくれました。

全責任を負うこと。決断を迫られること。相談する人がいなくなること。この立場に立つことはとても辛いことです。プレッシャーとストレスとの戦いの日々になります。しかも表や周囲には出すことができないのです。トップが弱さを見せると組織が弱いと思われるので弱さを見せることはできないのです。

現役を引退してから時間が経過しているので、責任期間が過ぎていることから現役時代の苦悩を話してくれました。まだまだ近くに辿り着くことはできませんが、辛さや孤独の感覚が理解できるようになってきました。苦しくても弱音を吐くことができない、相談することで迷惑がかかるので孤独に陥ることがある。話を聞いて、そんな苦悩を抱えながら「みんな責任を果たしてきたのだな」と思いました。

先輩からたくさんの良い話を聞かせてもらいました。経験を引き継ぐとはこんなことだと感じました。大切な時間を頂戴したことに感謝しています。ありがとうございました。

和歌山県の元気

「和歌山県には元気がない。しかし日曜日の和歌祭はとても良い企画だった。こんなに人が集まることができて元気になる企画を考えたい」と話を聞かせてもらいました。毎週とはいかなくても、月に一回でも人が集まって賑やかになれるイベントをやりたいということです。

早速、集まって打ち合わせを行いました。大きなイベントは一年に一度やることにして、二〜三ヵ月に一度は100人規模で集まって交流機会を創ろう。それが和歌山県の元気につながるものだということになりました。

最初は集まるだけで良いのです。民主主義において数は力なので、集まることが第一歩になることを意識して行動することを話し合いました。

懇親会

先週、「片桐さんに紹介したい人がいます」と話をもらったので、懇親する機会を設定してもらいました。今日、紹介を受けたのですが、同じ価値を有する方々だったので、「今後とも交流機会を設けましょう」ということになりました。価値を共有できる人が集まれば元気の塊を生み出します。

紹介してくれたUさんは勿論のこと、そんな出会いの場を演出してくれたお店の方にも感謝しています。

味菜さん
味菜さん

「片桐さんにもらった大川小学校のひまわりが今年も話を咲かせました」と伝えてくれました。お世話になっている「味菜」さんを訪ねたところ「片桐さんにはいつも感謝しているのですよ。東北の津波の時に被害に遭った大川小学校に植えられた命の種をいただいてお店のプランターに植えています。そのひまわりは今年も花を咲かせてくれました。津波の犠牲になった子ども達の命であるひまわりがここで咲いてくれていることを誇りに思います。そんな種をくれた片桐さんに感謝しています」という有り難い話を聞かせてもらいました。

話を聞いて議会報告を渡したところ、更に驚くことがありました。「これまで片桐さんが届けてくれた議会報告や資料などは全て保管していますよ」と言ってお店の棚から引っ張り出してくれたのです。

そこには僕にとっても懐かしい資料が保存されていました。「これはとても嬉しいことです。ありがとう」と伝えたように、僕にとっては大事に作成した議会報告書ですから、それを大切に保存してくれていることは嬉しいことです。

大川小学校のひまわりの種と、議会報告書を保存してくれていることに感謝しています。