活動報告・レポート
2022年5月13日(金)
飲食店の現状
飲食店の現状

飲食店の方々から相談をいただいています。今週、和歌山市料理飲食業組合総会が開催された中でも「今でも感染症の影響を受けてお客さんの外食機会が減ったまま」などの意見が出ています。確かに企業などでは大人数の懇親会は控えているので外食機会は減少していると感じています。ただこれは制限を設けているというよりも、自主的に懇親会を中断しているという感覚です。企業や経営者が従業員さんの外食機会が減少している状況をつくりだしている訳ではないので、外食を促すための対策が困難な状況です。和歌山県では外食支援の取り組みを行っていますが「電子決済」を使用しているため、有り難いのですが「電子決済の料率の問題があります」ということです。

地元の飲食店はカードや電子決済よりも現金商売が中心のところが多く、対応と料率に困っている現状が伺い知れます。

さて今回「まん延防止等重点措置」の協力金の申請の取り扱いと入金までの時間を要することの相談を受けています。申請してから入金されるまでに時間がかかっていることや、書類の不備や確認が今頃のお店があり「いつまで耐えられるか分からなくなっている」状況の話を聞かせてもらっています。

電話する側はマニュアルがあり多くの方と話をしてきたので経験がありますが、問い合わせを受ける側は慣れていない方がほとんどです。一方的な質問ではなく、出来る限り分かりやすく親切な対応をお願いしました。また迅速に入金に至るよう依頼しました。

和歌山県内の飲食店にはお客さんが戻っていないので依然として運営の危機に直面しています。効果的な方策が見当たらないので具体的に支援できないことを苦しく思いますが、 和歌山市料理飲食業組合と情報連携だけは行いたいと考えています。

記事掲載

和歌山特報に知り合いの皆さんの活動した結果の記事が掲載されました。ゴールデンウィーク期間中の行事が掲載されているように「感染症に負けないで頑張っているなぁ」と嬉しく読みました。人が志を持って活動していることは嬉しいことであり、自身の刺激になるものです。

社会は「自分でできることに懸命に取り組んでいる人を応援」しますから、新聞に掲載されたことで応援につながると思っています。令和4年4月に和歌山特報に「向陽もりあげ隊」の記事が掲載されたあとに「向陽卒業生です」「向陽が頑張っていることを喜んでいます」などの意見が届けられました。記事掲載は励みになりますし今後の活動の力になります。今回、記事掲載された皆さんの取り組みを応援しています。

外国での仕事

「私が以前、勤めていた会社の方がアジアで事業を行っています。その方はアジアの市場開拓の仕事をしていたことから経験と現地に人脈があり、それを生かして会社を離れた今もその国で事業を行っています」と話をいただきました。

会社や肩書を抜きにして勝負できる人は凄いと思います。会社勤務した時代の経験と人脈を築き、自分で生き抜ける実力を持つに至っていることは多くの人の仕事の参考になるものです。人脈を築くためのコツは、今の時代では難しいことですが少人数の懇親会や交流機会を持つことに尽きます。つまり食事の席を共にすることは人脈を築くために重要なことです。WEB会議の活用は便利ですが、長く続く人脈を築くためには直接会うことが一番です。今日的な言葉で言うと「昭和的」になりますが「昭和的」な行為の中には現代も通用するノウハウがあります。

過去も現代も人脈は引き継ぎできないと考えるべきです。紹介を受けることは出来ますが、それを基にして自ら築く以外に簡単な方法はありません。

外国でのビジネスの話を聞いて、こんなことを思いました。

懇親会
懇親会

友人のお店に仲間が集まって懇親会を行いました。時間の経過を忘れるぐらいにゆっくりと、そして素早く時は流れていきました。将来の和歌山県のこと、和歌山IRのこと、外国で経験したことの話し合いなど、笑顔が絶えない懇親会となりました。

参加してくれた皆さんからこれまでの活動にお疲れ様の意味を込めて、サンテミリオン産のワインを探して用意してくれていました。「驚いてもらおうとサプライズにしました」と伝えてくれたことが嬉しいことです。

みんなと笑顔で会話をしながら飲むワインは美味しさが増します。こんな機会を作ってくれたことに感謝しています。ありがとうございます。