活動報告・レポート
2022年5月12日(木)
海草・向陽同窓会運営協議会
海草・向陽同窓会運営協議会

「海草・向陽同窓会運営協議会」を開催しました。同窓会役員が集まって令和4年度総会の議案を提案し、出席した役員で確認しました。その結果、令和4年度海草・向陽同窓会総会で議案として提案することになりました。

協議会では「令和3年度活動結果報告と決算報告」「令和4年度活動計画と予算案」「令和4年度役員体制」「令和4年度同窓会総会」「同窓会名簿の作成」について議案に基づいて協議を行ったものです。

さて向陽高校は大正4年に海草中学校として創立されているので、令和4年の今年は創立107年を迎えています。3年後の令和7年、2025年は創立110周年を迎えることになります。3年後の節目の年に向けて、今から記念事業、行事などの準備を整えることも議題になりました。

創立110周年に向けて実施したいことは次の通りです。

1.校門に植えられているワシントンヤシの背丈が高くなっているので、危機管理を考える必要があります。大地震などの影響で県道側に倒壊すれば危険なので、対応しておきたい案件だと認識しています。できればワシントンヤシを伐採し、このヤシの種を植えて次の100年に向けた向陽高校のシンボルにすることも考えています。先輩達が植えてくれたワシントンヤシが向陽高校のシンボルになっているように、この先も高校のシンボルとして生き続けるためにも新しく植樹したいと考えています。

2.生徒ホールが老朽化しているので建て替えの必要性が生じています。僕たちの世代が現役の高校生だったときからこの生徒ホールは存在しています。随分くたびれているので、現代の生徒が好む形に建て替えも検討課題です。紀州材を活用した生徒ホールにすることや、内装を現代風にアレンジすることなどを協議しました。創立110周年記念の取り組みに関しては総会の場で提案したいと考えています。

さて令和4年度の「海草・向陽同窓会総会」は、令和4年6月18日、土曜日の午後5時から開催することに決定しました。但し、感染症が収まっていないことから懇親会を中止することにしました。そのため総会会場は向陽高校同窓会館で開催することとし、総会と学校の現状紹介に引き続き、学校内を案内することにしました。卒業後、学校を訪れたことのない卒業生もいることから、案内することで改めて親しみを感じてもらいたいと考えています。

そして令和4年度役員体制においても、引き続き同窓会長を担当させていただくことになりました。感染症の影響で2年間は十分な活動ができていないので、本年度は状況を見ながらになりますが計画案を実施することを目指しています。このことは副会長の皆さんと協力、連携を図りながら計画を実践したいと考えています。

その他の項目での話し合いです。在校生は校歌を歌う機会が減少しています。「校歌を歌わなくても問題はない」という意見もありますが、わが母校に誇りを持つために校歌を肌で感じること、身体に染み込ませることは大切なことだと思っています。郷土愛や祖国愛に共通する意識であり価値だと思います。

卒業式で歌う校歌、入学式で先輩から聞かせてもらう校歌はいつまでも忘れないものです。コロナ禍で校歌を歌う機会に恵まれていない在校生がいます。現在の三年生は入学したときにコロナ禍となり、以降の2年間は遠足や体育祭や文化祭などの行事は中止、そして卒業式や入学式では校歌を歌えない世代になっています。このまま卒業してしまうことは残念なことなので、今年は校歌を歌って卒業して欲しいと願っています。

そんな校歌と母校への愛について話し合いました。故郷や地元を誇りに思う心、母校を愛する心を育むことはとても大事だと思っています。