コロナ禍で便利になったものの一つにWEB会議の活用が挙げられます。首都圏や外国との交渉は現地に行く必要がなくなり、また直ぐに対応できるようになっているように利便性がよくなっています。
最近の代表的な事例として、和歌山フロリダ会とフロリダ和歌山文化協会の交流があります。両団体は文化交流を目指して協定書を締結していますが、コロナ禍の影響のためお互いに行くことができていません。これまでは現地に行って交流をする必要がありましたが、今はコロナ禍での交流機会を創り出すことを協議した結果、WEBで音楽交流を実施することにしています。令和3年8月に第一回目の交流として、フロリダ和歌山文化協会のコンサートを和歌山市で聴かせてもらいました。
二回目は令和4年4月に、フロリダ和歌山文化協会がオーケストラとバレエのコンサートを実施した映像を、和歌山市内で高校生と大学生に鑑賞してもらいました。どちらもこれまでの世の中であれば実現していない企画です。WEBの活用が進化したことから実現できた企画なので、文化交流の他にも大いに活用を図りたいと考えています。
その一つとしてアメリカや台湾とWEB会議を実施したいと考えています。コロナ禍で直接交流できないためWEB会議で意思疎通を図り、今後の進め方を協議することにしています。
問題があるとすれば時差、直接会わない場面でのコミュニケーションの取り方、言葉、そしてシステムの違いなどです。本日、WEB会議を行ったところ、これらの問題点が浮き彫りになりました。事前に何度も連携を図り準備を進めていたのですが、それでも問題が発生したので今後のために解消していきたいと考えています。
このようにWEB会議を活用することで、どこの国でもどの人とでも直接つながることができますから、うまく運用すれば結果を出すことが可能です。久しぶりの人とでもWEBを通じて会えることは嬉しいことなので距離が縮まります。ただし初めての人との会議の場合は紹介者がいることが必須です。いきなりコミュニケーションを図ることはできませんから、WEBを活用する場合は紹介者の役割は重大です。
今日をスタートとして、これから数回のテスト期間を経てから本番に挑みたいと考えています。
おめでとうございます。日頃からお世話になっている松本会長が本日、99歳の誕生日を迎えました。会社の皆さんと会長の友人が集まってお祝いの会を開催しました。松本会長は99歳を迎えましたが、今も現役の経営者で毎日出社して仕事をしています。経営判断も日々の仕事の指示も自らが行っているのです。
会長は「これまで色々な経験をしてきたからね」と言うように、これまで蓄積している経験から的確に業務指示と経営判断をしているのです。
会長の隣席に座らせてもらいましたが、そのとき「99歳を迎えられるとは思ってもいませんでした。そしてこの年まで現役でいられるとは思ってもいませんでした。こうしてみんなと一緒に食事をとれて会話することは幸せなことです。元気でいられることは有り難いことです」と話してくれました。
99歳で現役の経営者は世界でも多くはないと思います。そんな人生経験のある会長から直接話を聞く機会をいただいたこと、そしてお祝いできることに感謝しています。
会長と一緒の約3時間のお祝いのひと時を参加者全員で楽しみました。会長から「片桐さんは顔色も良いし、いつも明るくて元気なところが良いです。人は人相が良くないとあきません。良い人相を持っているから大丈夫。これからも頑張ってや」と伝えてくれました。年輪を重ねた気合が入る言葉に感謝しています。
貴章会の役員さんとこれからの活動に関する意見交換を行いました。高齢者の外出対策として街中へのトイレの設置と整備や、地球環境問題に貢献する取り組みなどのアドバイスをいただきました。実行できるように工夫してやっていきます。