活動報告・レポート
2022年4月7日(木)
向陽もりあげ隊
善意

障がい者グループホームを、応援している皆さんと一緒に訪問しました。応援団の皆さんは感染症対策につながり、また健康の維持増進のために役立つ機器を提供してくれました。

これらの皆さんは日頃から社会貢献に努めていて、障がい者施設への慰問やボランティアに取り組んでくれています。今日、「感染症に負けないように健康でいて欲しいからこの機器を持ってきました」と説明してくれました。社会は見えない親切心でできていることを感じました。

向陽もりあげ隊
向陽もりあげ隊 向陽もりあげ隊

向陽高校卒業生による「向陽もりあげ隊」の会議を開催しました。会議では最初に目指すところを明確にしました。

目標は「社会を体験できる場を創造する」。

そのために「自らの進路を考える契機づくり」「和歌山県の現状把握と未来像の共有を図り、誇り、愛せる故郷を共に考え、創る」ための活動を行います。

会議では3つの企画案を提案し「やってみる」ことに決定しました。この企画は校長先生に諮って実現を目指すことにしています。

また「学生に楽しいことを体験させてあげたい」ことを話し合いました。コロナ禍の中の高校生活のため、この2年間は体育祭や文化祭、クラス対抗イベントなどが中止、または縮小されています。体育祭や文化祭は同級生との絆を高め、いつまでも思い出として残るものなので、それがない高校生を持つ保護者の中には「楽しんでいない」と感じている人もいます。

「何をすれば楽しさを感じてくれるのだろう」と話し合いましたが、世代によって感覚が違うので、これは後日、学生に聞くことにしました。

とにかく在校生に役立つ体験をしてもらうことと楽しさを提供することを目指しながら、私達の会として「卒業生のつながる機会を多く持って自らも楽しむことをしよう」と確認しました。

ところで卒業してから一度も母校を訪れたことのない卒業生もいるので、会議の前に校内を案内しました。校舎、学食、グラウンドなどを巡りました。今日の学校の授業は午前中だけだったので学生の姿はなかったのですが、グラウンドでは硬式野球部が練習を終えたところでした。クールダウンを終えた部員はベンチに戻ってコーチと監督の訓示を受けていました。硬式野球部は春季大会が近いので、監督は選手に大会に向けた話を伝えていました。

向陽もりあげ隊 向陽もりあげ隊

また部員は練習日誌を書いているようです。練習で気づいたこと明日やるべきことなどを書いているようです。何事も継続することが力になるので、練習と共に日誌で気づきを得ることは心身の力を高めてくれます。日々の練習と共に毎日、日誌を書くことで心が鍛えられます。今の高校生を頼もしく感じました。

ベンチからグラウンドを見るとちょうど太陽が沈む瞬間でした。向陽高校のグラウンドに太陽が沈む光景は何度も見ているはずですが、グラウンドに野球部員がいる中での夕景は、いつもと違う光景でした。「野球グラウンドに太陽が沈む光景は青春だねぇ」と遠い昔を懐かしみながら言葉を交わしました。ここにも思い出が詰まっている懐かしい故郷がありました。

向陽もりあげ隊 向陽もりあげ隊

在校生の皆さんには学生のときにだけできることも含め思い切り好きなことをして、この3年間を楽しんで欲しいと願っています。私達「向陽もりあげ隊」は向陽生を応援しています。

清掃活動
清掃活動

和歌山市内の通学路で雑草が茂っている場所の清掃を行いました。新学期が始まることから、通学路にフェンスから雑草がはみ出ていると通学に慣れていない新入生は避けようとするので車との接触の危険があります。そんなことにならないよう、未然防止の意味で清掃を行ったものです。清掃前と後とでは景観が変わったほどでした。いつも感じることですが、清掃の後は気持ちが爽やかになります。清掃に参加した皆さんお疲れさまでした。

その他
  • 企業誘致に関する協議を行いました。いよいよ楽しみになってきました。
  • 臨時議会に関して話を聞かせてもらいました。会期は令和4年4月14日から4月20日までです。特定複合観光施設区域整備計画案の議案が提案されます。