和歌山フロリダ会とフロリダ和歌山文化協会の交流の提携によるプログラムとしてフロリダからプレゼントされた「オセアニア」のコンサートとバレエを鑑賞しました。これはフロリダ和歌山文化協会が現地でオーケストラによるコンサートにバレエを組み合わせた舞台をWEBでつなぎ、和歌山フロリダ会の事務所に届けてくれたものです。
WEB会場には高校生、和歌山大学交響楽団そして近畿大学からも参加してくれてフロリダで演奏された音楽を楽しみました。
この音楽交流は令和2年11月13日に「和歌山フロリダ会とフロリダ和歌山文化協会」が文化、芸術の交流を通して友好を深めることの合意書を締結したことから、交流を行っているものです。令和3年8月には和歌山市内の「みちる保育園」でフロリダから音楽演奏を聴かせてもらったことに続き、今回が二回目の音楽交流となるものです。
僕も和歌山フロリダ会の顧問兼理事として参加し、WEBから理事として挨拶を行いました。開会の挨拶は次の通りです。
Good evening. I am Akihiro Katagiri, a member of the Wakayama Prefectural Assembly.
I was looking forward to meeting you all today from the Florida Wakayama Cultural Association.
I will be listening to today's concert from Florida with students from Wakayama University and Kinki University.
We hope that today will be an opportunity for cultural exchange between Wakayama Prefecture and Florida to grow.
Thank you all very much.
開会の後、振付師とゲストダンサーから演目のプレゼンテーションがあり、フロリダシンフォニーオーケストラの演奏とダンスアライブ全米バレエ団による「オセアニア」を鑑賞しました。訴えたテーマは「私達の大切な海の環境を護ること」でした。命を誕生させた海を護ることは人類にとって必須であり、海洋汚染や海洋投棄などで海を汚していることの警告を発し「もう海を汚すのはやめよう」のメッセージを届けてくれました。
演目終了後、高校生と和歌山大学生から振付師とダンサーに質問があるほど熱心に聴いてくれました。学生にとってフロリダとの交流は初体験であり、コロナ禍で直接的な交流ができない中、外国の文化に触れる機会となりました。本来であれば来日して演目を披露してくれるところですが、お互いに行くことが出来ないのでWEBで交流を続けています。
次回は和歌山フロリダ会から音楽のプレゼントを行う予定にしています。5月に和歌山大学交響楽団がコンサートを行います。それをWEBでフロリダ和歌山文化協会に届けることにしています。実施方法については本日のプログラムを終えた後に打ち合わせ会議を開催し協議を行いました。今後ともコンサートなど芸術活動を通じてお互いの文化を知るための交流を行うことにしています。
写真展の案内をいただき会場を訪ねました。会場に着くと出展者のKさんが待ってくれていて自ら作品の解説をしてもらいました。
「私は朝と夕方の風景を専門に撮影しています。今回の作品も朝と夕方の風景ばかりです。早朝や夕暮れ時の風景を見る機会が少ないので、作品として伝えています」などのことを話してくれました。早朝の風景を撮影するために前日からポイントに移動し、車の中で泊まり込んで待機しているそうです。作者が解説してくれたように、雲海や朝霧など、早朝でなければ見ることのできない風景写真が展示されていました。
Kさんには会場に来ていただき、作品の解説までしてくれたことに感謝しています。