県議会では令和3年度補正予算案の採決を行うとともに、和歌山県議会として「ロシアによるウクライナ侵攻について抗議をする決議」を可決しました。
今回のロシアのウクライナ侵攻は断じて許すことが出来ない行為であり、独立国の主権や領土を侵害するものであり、同国民の生命と財産、そして平穏な生活を脅かすものです。ロシアに対して国を挙げて強く抗議しなければ国際社会の一員とはいえません。先の大戦の後、懸命に国の発展と平和を築いてきたわが国は強く抗議をすべき立場にあります。大国ロシアに対して強く抗議できる日本であって欲しいと思いますし、世界平和の安定を脅かす行為を絶対に許してはいけません。
県議会としての議会冒頭での決議は次の通りです。
ロシアによるウクライナ侵攻について抗議をする決議
2月24日、ロシア軍はウクライナへの侵略を行った。このことは、国際社会ひいては我が国の平和と秩序、安全を脅かし、明らかに国連憲章に違反する行為であり、断じて容認できない。
ここに和歌山県議会は、ロシア軍による攻撃やウクライナの主権侵害に抗議し、即時に完全かつ無条件でロシア軍の撤退と、世界の恒久平和の実現に向けた国際法に基づく誠意を持った対応を強く求める。
また、政府においては、邦人の確実な保護や我が国への影響対策について万全を尽くしていただきたい。
以上決議する。
令和4年3月4日
和歌山県議会
以上、県議会で決議を行ったので政府に強く要請します。
和歌山市の繁華街と言えば新内が挙げられます。ビジネスや観光客が飲食のため訪れる場所で、この周辺の飲食店経営者の有志でまちの清掃や活性化のための協議を行うなどの活動を続けています。
「和歌山市の繁華街に足りないモノ」の話をしている中で「観光客用のシティホテルがない」ことを話しました。県庁所在地の多くの市を代表する繁華街の一角には必ずと言ってシティホテルがあります。ビジネス客はホテルから歩いて出掛け、飲食をしてからホテルに帰るので繁華街の中にホテルがあると便利なのでまちに出掛けることになります。
ところが繁華街の一角にホテルがなければホテル内で食事をとるか、その周辺で食事をするので繁華街には出ていかないため賑わいを創出することができません。
「もし和歌山県IRができたとしても和歌山市内の飲食店は賑わいがないのでは」という話に及びました。和歌山IRが和歌山県の観光や飲食と共生するのか、それとも中心部の賑わいがなく衰退に向かうことになるのか。先行は分からないところですが、少なくとも繁華街に賑わいを創り出すためには地域内にシティホテルなどの施設が必要です。まちなかを活性化させるためには必要なものがたくさんあります。
要件があったため和歌山市内の信愛大学のキャンパスを訪問しました。事務室前から執務室内に挨拶したところ「あっ、片桐さん」と知り合いが応対してくれました。知っている人がいると話がスムーズに進みますし、親切、丁寧に応対してくれるので、有り難いことです。対応してもらっている間、事務室前にいたので、こちらを見て「要件は伺っていますか」とそこにいた男性が尋ねてくれました。
「ありがとう。大丈夫です」と答えると、そのまま事務室に入っていきました。
要件を終えた後、事務員さんにお礼を言って学校を出ようとしたところ「片桐君」と先ほどの人が話しかけてくれました。マスクと帽子をとってくれたので「F君」と呼び返しました。向陽高校の同級生のF君だったのです。卒業してから会うのは久しぶりで「特にコロナ禍なので会う機会がなくなったからね」と懐かしく話し合いました。
今日、この時、F君は大学で働いていることを知り、「ここにいてくれたら訪ねやすくなります」と話して、次回の再会を約束しました。知っている人がいないと思った大学で二人の知り合いに会ったので、とても話はスムーズに進みました。有り難く感謝しています。