県議会では常任委員会が開催されました。所属する建設委員会に出席して令和3年度の補正予算案の審議を行い、提案された議案は全員が賛成しました。補正予算は3月4日の県議会定例会で採決される予定です。その後は令和4年度当初予算案の審議に入ることになります。
これまで地方自治体の大型の施策の多くは国からの補助金と債権の発行で賄ってきています。自主財源では新しい施策を実行できないので、補助金と借金で仕事をしているのです。しかしそれでは維持費が嵩むばかりですし、得られる利益よりも維持費が高くなっているのです。必要な予算が増えて借金が膨らむばかりです。これまで不足していた施策は大型の民間投資を呼び込むことです。和歌山県の場合、資金を出してもらって維持費も負担してもらう事業を呼び込む取り組みが弱いのです。例えば和歌山IRに関しても事業者からインフラ整備の費用負担をしてもらえば良いのです。和歌山県でこの事業に進出するのは、投資した以上に利益を得られるからに他ならないからです。将来回収する予定の利益投資の一部を、和歌山県のインフラ整備などで先に投資してもらうと良いのです。
地方自治体の財政と県土発展の姿を考えると、公共投資に民間投資を加えることが必要です。但し、前提として地方自治体は民間投資を呼び込むだけの魅力と実力を持つ必要があります。魅力がない、価値を感じない、利益を得られない地域に投資をする民間企業はいませんから、まずはまちの魅力づくり、まちの価値を高めることが地方自治体の役割です。
和歌山県の価値とは何なのか、今の時代にあって今一度、考えてみたいと考えています。
Oさんから電話をいただき激励してくれました。「私はこれまでもたくさんの議員さんと接していますが、片桐さんの行動はナンバー1ですし企画力も素晴らしいと思います。本人を前にして言うと謙遜すると思いますが、和歌山県で欠かせない人物だと思っています。私にできることは少ないと思いますが、何でも言ってくれたらやりますので遠慮しないで言ってください。私は片桐さんの実行していることを、もっと多くの人に知ってもらいたいと思います。片桐さんは会った周りの人を引き込む力があります。そんな議員さんは今までいなかったので驚いています」と、ご丁寧に伝えてくれました。
決してこんなことを想っていませんが、人生の先輩からの嬉しい評価に感謝しています。
令和4年3月27日に開催予定の「孫市まつり」を含む令和4年度「孫市の会」の計画案の協議を行いました。本日の「孫市の会」において、今年第18回目を迎える「孫市まつり」のポスターとチラシが完成したのでお披露目がありました。
今回のデザインは「孫市が明日を見つめる姿」を描いています。これはコロナ禍の下、日常生活も窮屈になり、イベントも中止や延期になっていることから明日が見通せないので、現状に憂うことなく明日を信じてみようとのメッセージ性のある姿です。
戦国の世に活躍した孫市も、時として今と同じように明日を見通せない時代を生きたと思います。それでも諦めることなく、紀州征伐に入った信長や秀吉と対抗した孫市の姿に学ぶものがあります。明日を見ることは希望であり、生きる糧になると思います。そんな孫市の姿を表現したデザインなので「孫市まつり」当日も、明日を感じられる舞台に仕上げたいと思います。
「第18回孫市まつり」は、令和4年3月27日、日曜日、午前11時から和歌山市内の本願寺鷺森別院で開催する予定です。但し感染者数が減少していない場合は中止となる可能性があるのでご注意ください。
- 九州から挨拶のためKさんが訪問してくれました。和歌山県での投資案件や当該事業計画について話し合いました。僕は和歌山県への投資を歓迎していますが、行政はその視点が薄いようなので温度差を感じています。
- 子ども食堂を支援するためお米の提供をいただきました。まん延防止等重点措置期間中の為、一旦預かっておいて解除後に届けたいと思います。
- テレビ局の取材現場に同行しました。取材のお願いをしていた案件に対応してくれることになり、一緒に現場に向かったものです。笑いと前向きな言葉が飛び交う取材現場に立ち会えたので、一緒に楽しい時間を過ごせました。
- 徳島県人会のイベント企画について話し合いました。和歌山県と徳島県の文化交流を図ることを目的に企画している案件があります。両県の文化交流のために実現したいと思っています。