当局の方々から令和4年度重点施策の説明を受けました。各部局から説明を聞いて、新年度のスタートを感じられる一日となりました。
確認事項は次の通りです。
災害対応力の強化について。
災害対策本部の情報機能強化を図るために県庁南館の5階に自衛隊などが待機できる部屋を設置することに決定したこと。令和4年度の予算で400m²の部屋を新設します。自衛隊が待機できる部屋を設けることで国との連携が強化できるため的確で迅速な情報把握につながり、災害時の初期対応や復旧などに資することとなります。
これまで「災害発生時はいち早く自衛隊に来て欲しい」と依頼をした経緯がありますが、自衛隊からは「役所内に待機場所を設けてください」という回答がありました。
県庁南館3階には待機場所がありますが、今回、スペースを広げて大災害にも対応できる空間を設けることになるものです。このことで和歌山県の危機管理体制が強化されることになります。
PCR検査無料化の取り組みについて。
約27億円の予算を計上しています。これは無料のPCR検査体制の強化につなげるものです。この予算によって約38万件の検査が可能になります。
インドマハラシュトラ州との友好交流促進について。
県議会一般質問で友好交流、経済交流について質疑を交わしたことがあります。あれから10周年を迎えることになり、令和4年度は観光や経済、青少年交流を計画することになりました。
調査中区間として「和歌山環状道路」の重要物流道路への指定と早期事業化に取り組むことについて。
「和歌山環状北道路」は京奈和自動車道と第二阪和国道を結ぶ連携道路と将来の紀淡海峡ルートにつなげる道路だと認識していました。しかし第二阪和国道大谷ランプから南インターチェンジを通って有田市に向かう道路網の整備までを見込んでいることが分かりました。南行の路線は現在、検討中ですが和歌山市の北部と南部を結ぶ環状道路を調査区間として位置づけています。
そして令和4年度当初予算案は約6,044億円としていますし、将来の持続可能な行財政運営の確保と長期総合計画の実現を図るため、新中期行財政経営プランの素案の提案がされることになります。
令和4年2月県議会定例会は明日、2月22日に開会し、当初予算案などの審議を行い、3月18日に閉会する予定です。
- 友人の会社が本社移転することになり、それに伴う本社に必要な人材について話を聞かせてもらいました。県内への本社移転は和歌山県にとって有り難いことだと感謝しています。
- 聾唖者の映画「コーダ あいのうた」を鑑賞しました。障がい者施設の経営者から「とても良い映画です。障がいのある人の社会参画を考えさせられますし、向き合い方などに感動がありますから是非とも観て下さい」と話を聞いていました。今週で上映が終わるため観ましたが、話に聞いた通りの感動作でした。主人公がオーディションで歌った「青春の光と影」の場面は特に魅せてくれました。
- 和歌山市役所を訪問して建築確認申請の案件、企業誘致の案件、IRの案件などの協議を行いました。