雨天でしたが事務所の清掃と片付け、そして歩道に面した箇所のディスプレイを行いました。応援してくれる皆さんにお手伝いをしてもらって事務所をきれいに、そして春の装いに変更しました。歩道からディスプレイが見えるので、まちウォークを楽しんでもらえると嬉しいことです。
明日、開催するイベントの主催者に挨拶のため訪問しました。感染者が増えているので、最終まで判断が難しかったようですが、「準備をしてきたことや出演の皆さんから『やって欲しい』の声をもらっていること。そして私達が元気になるために開催することにしました。決定するまでは迷いましたが、決めたからには感染症対策を徹底して、元気になるイベントに仕上げたいと思います」と話してくれました。
僕からもこのイベントと秋のイベントへの支援と提案をさせてもらいました。主催者の二人は「うれしい提案をありがとうございます。具体的な応援の話をしてくれるので有り難いです」と伝えてくれました。
そして「プログラムは完成しているので参加からの欠席の連絡などは反映することはできません。司会者の方とゲスト歌手とで、今夜打ち合わせをすることにしています」と今夜遅くまで準備に時間がかかることになります。それでも情熱を持って参加者の皆さんに楽しんでもらって、関わる皆さんと地域を元気にしようとしています。
そして僕からの支援のための提案は3つあり、いずれも参加者の方々に喜んでもらえる内容だと考えています。打ち合わせをしているときに前の壁を見たところ、前回訪問したときにお配りしていた新聞記事を貼ってくれていました。お礼を伝えると「お客さんが見てくれるので宣伝になっています」と笑顔で応えてくれました。
打ち合わせの最後に「まん延防止等重点措置が適用されてから、お客さんは極端に少なくなっています。感染症対策をしていますが今のムードには勝てないですね。ただ私達、飲食のお店は支援を受けられるので有り難いと感謝しています。例えば、おつきあいをしている花屋さんは困っています。これまでもそうでしたが、今回もイベントなどが中止や延期になっているので、売り上げは10分の1ぐらいに減少していることを知っているからです。私達だけが国からの協力金をいただいても良いのかなと思うことがあります」の言葉をいただきました。
まん延防止等重点措置の休業要請と協力金の対象は飲食店だけなので、関連業種は国からの協力金を受けられません。第六波まで対策を続けているにもかかわらず、同じ制度を適用していることはおかしなことです。令和3年度の和歌山県の実績では飲食店が感染源になっている事例はわずか3パーセントですから、規制適用の業種を感染原因のところまで拡大すべきであり、それに伴う協力金も対象を拡大すべきです。
和歌山県が「まん延防止等重点措置」適用の話をすると、最近は「新型コロナの初期の頃は飲食店が悪者扱いされたけれど、今では飲食店は発生原因でもなく悪くないから、飲食店の休業や時短をしても効果がないのではないですか。これまでの結果からもっと方法を考えるべきです。第六波でも同じ対策しかないのは政府の怠慢化、考えていないかだと思わざるを得ません」との趣旨の意見が多くなっています。
そんな中、この飲食店が主催したイベントを開催することは、飲食店が原因でないことを訴えることであり、元気を求める声に支えられてのことです。しっかりと感染対策を行いながら楽しめるイベントにしてくれることを期待しています。