「けんぶんDE体験教室」の親子茶道体験のお手伝いを行いました。この企画は親子で茶道を体験することによって、日本文化の良さを伝えることを目的としたものです。抽選で選ばれた参加希望の皆さんに茶道を味わってもらいました。
文化体験ですからお客さんではなくてお茶を点てることと主客としての両方の体験をしてもらいました。最初は親がお茶を点て子どもが主客、その後は交代して子どもがお茶を点て親が主客になってもらいました。和歌山文化協会茶道部として実施したもので、自分でお茶を点てるなどして日本文化を味わってもらえたと思っています。
体験を終えた子どもに聞いたところ「楽しかった」「またやりたい」「おいしかった」などの感想を聞かせてくれました。また茶道部の皆さんは「親子で体験してもらうことを考えました。子どもが点てたお茶を親がいただくことは滅多にないので喜んでくれたと思います。また親が子どもにお茶を点てることも初めての人ばかりで、良い日曜日になったと思います」と話し合いました。
この企画を通じて改めて、教えることは学ぶことだと感じました。午前と午後の間の時間に指導する茶道部員が、型を確かめる意味で一通りの流れを作法に則って進めるなど、お作法の技術と精神を復習する機会となりました。教えることは学ぶことなので、どんどん講師役を務めたいと考えています。
指導した私達にとって良い一日になりましたから、参加した親子にとっても良い一日になれば嬉しいことです。
和歌山放送の番組「やるぜ!てっきゅう先生のサタデーナイト」にコメンテイターとして出演しました。先週始めにパーソナリティの中谷先生から出演依頼をいただいたので、よろこんで出演させていただきました。ゲストの方々の話を受けてコメントする役割なので、ゲストの方々の倫理観や経営観などを聞かせてもらいました。
「やると決心したらやれば良いだけなので後は簡単です」という話がありました。その通りですが、実際、続けてやれることは簡単ではないのです。継続することで習慣となっていきますが、そうなれば続けることは簡単になります。多くの場合、習慣化するまでが大変なのです。
また「真実の力」という言葉がありました。真実の力を見つけることの僕の指標は「本物は美しい」ことです。美しく感じるものや美しく思うことは本物であり、それが真実だと思います。そのために美しいと感じることが大事なことであり、美しいものを見るようにしたいと思います。
またゲストの清水さんから「片桐さんの最初の選挙のキャッチフレーズである、視点を変えると社会が変わるの言葉を大事にしている。経営者になって思うことは、こちらの視点とお客さんの視点は違うということです。お客さんの視点に立つことでその視点に立った提案をすることができるからです」とコメントがありました。この話を聞いて市議会に立候補したときのことを思い出しました。今はあの頃よりももっと「視点を変える 社会が変わる」と思っています。
視点を変えるためには「虫の視点や鳥の視点」で考えると言われていますが、実際、全体を鳥瞰することは難しいことですし、地面を這うような視点を持つことも簡単ではありません。最も簡単に視点を変える方法はつきあう人を変えることです。僕の場合は会社員でしたから、その視点はありますが、そのつきあいの範囲でいると経営者やデザイナーの視点を持つことはできません。清水さんや中谷先生とつきあうことで、それまでと違う視点を持つことが出来ましたから、視点を変えることが出来たと思います。おもしろいもので、視点を変えると社会の見方が変わるのです。それが政治家として役立っていることは言うまでもありません。
また印刷屋として「ありのままを伝えることが一番良い」とのコメントがありました。このことに関して中谷先生から「政治家としてどう思いますか」との振りがありました。
政治家で欠かせないものがポスターです。多く場合は顔写真をポスターにします。僕は修正しないでそのまま顔写真をポスターにしているのですが、デザイン技術が進化して修正することは簡単になっています。大幅な修正ではなく顎のラインを細く修正することや目を少し大きくすることなどの微修正をやっている場合があると思います。ポスターの印象は良くなりますが、本人と会ったとき、ポスターと本人との印象の差が生じます。少しの違いが大きく印象を変えてしまうので「がっかりしたことがある」と聞いたことがあります。
やはり本物は本物なので、その事実を訴えるメッセージ性のあるポスターのデザインにすべきなのです。印刷屋さんとコミュニケーションを図ることでデザイン力を高めることができると思うのです。
と答えました。
本日の番組収録では中谷先生とゲストの皆さんとのお話しと情報発信をして、一緒に楽しむことが出来ました。収録の時間はアッと言う間に過ぎました。皆さんに感謝しています。
- 「陸奥宗光外務大臣の功績を教育に活かす実行委員会」に参加しました。今年の活動計画と「陸奥宗光先生乃像建立50周年記念冊子」の編集方針などを協議しました。
- 大学生の学習課題として「障がい者施設で実習を行いたい」と依頼を受けました。今の社会を考えたとき障がい者の皆さんと共生できる環境を作り出すことが大事だと思ってのことです。職場体験の機会を提供したいと考えています。