活動報告・レポート
2022年2月4日(金)
まん延防止措置とそれを支える気持ち
風吹山弁財天院
風吹山弁財天院

岩出市根来にある「風吹山弁財天院」。高さ7メートルの弁財天像のモデルとなっているのは光明皇后だそうです。言うまでもなく第45代聖武天皇の皇后で、仏教に篤く帰依し東大寺や国分寺の設立を聖武天皇に進言したと言われています。

ところでこの「弁財天」様のことを、地元では火の神であり強力な力を持っていると言われることがあります。僕も時々お参りしていますが、火の神様の噂と異なり、いつもこの柔和な表情に癒されています。元々、この地は力の強い場所なので鎮めるために建立されたとも聞くことがあります。ですからこの地の開発やこの地を荒そうとした場合、炎のような力を発揮するというのです。力を発揮したいくつかの事例を聞いたことがありますが、確かに侵入者を取り除き、この地を鎮めていると思います。

まん延防止措置とそれを支える気持ち

闘病中のMさんが定期健診の後「片桐さんと話がしたい」と言って事務所を訪ねてくれました。最近は落ち着いていると思っていたのですが、病状は密かに「進行している」と聞きました。それでも話を終えた後に「片桐さんと話をしたら元気になりました」と明るく元気に伝えてくれました。さて病気の話とともに「まん延防止等重点措置」とエネオス和歌山製油所の閉鎖などの話を交わしました。

「まん延防止等重点措置」に関しては「時期が遅い」で一致しました。感染拡大を予防するためには「まん延防止」ですから、ここまで拡大する前に国に要請しておくべきだったと思います。医療体制の維持が難しい状況になる前に対策すべきだったと思います。病床利用率の高まりと自宅待機者の増加から福祉医療に従事している方々を始めとする感染症対策に関わっている皆さんの仕事量は増大し続けています。

事業者を支援している仕事をしている県庁の職員さんは「その日に帰れない日が続いています」というほどで「まん延防止等重点措置」と、それ以降の事務処理の期間の仕事量は確実に増えていきますから、歯止めをかけなければ福祉医療行政とともに、それを側面から支えている関係者の負担も増え続けるので身心がもたなくなると感じました。現場の最前線が崩れると体制を維持することは難しいので、今は効果があるなしに関わらず国の防止のための制度を始め、どんな対策でも取り入れるべき事態だと感じています。

とにかく福祉医療現場で働く皆さんを支えること、それを支えている人の負担軽減を図ることも知って欲しいことです。これまで何度か伝えていますが、社会は見えないところで、人に知られることなく誰かが支えてくれているのです。社会を支えてくれる人がいなければ、現代社会そのものが崩壊してしまいます。

夕方から障がい者グループホームで経営者を始めとする方々と懇談しているとき「私達は福祉の仕事に従事するとは思ってもいなかったです。福祉の仕事に携わると大変なことが多いけれど、何故か楽しいのです。入居者と接してお世話をさせてもらっていると感じられるので、こんな私達でも人のお役に立っている、社会に貢献できていると実感できているのです。だから楽しい仕事だと思っていますし、続けられるのです」と話してくれたのです。

感染拡大の今こそ、このような人と社会への思いやりの気持ちを持つことが大事なことなのです。人を思いやること、懸命に社会を支えてくれている人の批判をしないこと、現場の最前線で役割を果たしている人のことを思って支えてくれること。そんな気持ちが感染症を抑えることにつながると思うのです。

思いやりの気持ちを前面に出すことは精神論になりますが、気持ちがあっての行動なので、まずは心です。最前線で働いている皆さんと話をしていると、今は思いやりの気持ちが持てる社会なのかを試されているように感じることがあります。

和歌山県でも「まん延防止等重点措置」が適用されました。2月27日まで感染予防の取り組みを行いますが、果たしてどんな事態になるか分かりません。しかし厳しい局面において決断をしたことや行動を起こしている人を思いやる心を持って欲しいのです。そんな温かい気持ちが増えていくと、社会は感染症に打ち勝っていくことと思います。

本日から配布を開始した「和歌山県営業時間短縮要請協力金のご案内」の用紙を、飲食店の皆さんのところに届けています。これも「時短や休業」に協力してくれる皆さんに対する思いやりの気持ちであり、社会を支える行動だと感じています。

その他
  • 障がい者グループホームを訪ねて懇談しました。最近の状況や必要な対策などの意見交換を行いました。
  • 新春からの後援会の進め方について協議を行いました。非接触下での活動の方法を模索しています。