活動報告・レポート
2022年1月17日(月)
台北駐日経済文化代表処訪問
台北駐日経済文化代表処訪問

台北駐日経済文化代表処を訪問しました。台北駐日経済文化代表処の李副代表および蔡副代表、そして今回の日時を調整いただいた大江さんに深く感謝しています。本日、和歌山県でのハイテク事業を始めとする先端企業の誘致計画について説明を行い、協力をお願いいたしました。諸課題はあるものの力強くその一歩を踏み出したと考えています。現実に向かうためには計画と行動、有力な協力者、そして継続して発揮する熱意が必要となります。これらの要素を満たした構想なのでできないはずはないと考えています。

そして友人からタイミングよく「橋下元大阪府知事のインタビュー」の話を聞かせてもらいました。今から8年前、松井一郎大阪府知事が政府関係者との懇談の中で「東京オリンピックの次は大阪に万博を誘致したい」と発言したそうです。その時、その場にいた人は誰も万博の誘致は思ってもいなかったので、聞いているだけだったそうです。しかし松井知事はその後、本気で誘致に向けて取り組み始めたので周囲を巻き込んでいったのです。そして活動した結果、2025年の開催が実現することになったのです。

今から8年前は誰も誘致しようとも思っていなかったことで、できると思っていなかったそうですが、知事の一言から思いが現実に向かっていったのです。このことを橋下さんは「政治とはこのように思いを現実にさせる力を持っている」と思ったということです。改革を実現してきた橋下さんが「政治の力」を感じたのは、大阪万博誘致に向かい始めた一言だったのです。

今回の計画について説明を真剣に聞いてくれた皆さんは「和歌山県の将来のために実現しましょう」と話して協力してくれていますから、着々と環境を整えられてきました。今回の大使館訪問はこれまでの活動を一段階高めるものであり実現に向けたスタートの時でもあると認識しています。

今日、訪問した拓殖大学でも和歌山県でのハイテク企業誘致の説明をしたところ、米中の対立の話から誘致の必要性を感じてくれて「日本のために取り組んでください」と激励の言葉をいただきました。

同大学からは「数年前から米中の対立構造があるので台湾の立場は理解しています。台湾のハイテク企業は世界一ですから、その技術と人材、そして市場を守りたいと思っています。安全な国へのハイテク企業の工場進出を求めているものであり、日本は最も適正のある国だと言えます。私達の大学は台湾との関係は深いですから、今後、協力できることがあると思います」と話してくれました。

日本には人材も教育も、サプライチェーンも市場もありますし、何より政治的に安定していますし、安全、安心して操業を継続できる環境があります。

加えて和歌山県の計画では世界企業が求めている「RE100」を提供する環境を整えようとしていますし、大容量のデータセンターも配置する計画にしていますから、企業をお迎えできる環境は日本一のものに仕上げられると考えています。

今回、和歌山県での計画を台湾大使館と拓殖大学に説明をさせていただきました。具体化に向けて動き始める契機になったと感じていますので、事業主体そして関係者の皆さんの支援を得て動きを加速させたいと考えています。時間の流れは誰のところでも同じですが、自らと関係者の動きを加速化させることで、計画に必要な時間を確保することができます。

この計画は皆さんが期待してくれることから推進力が出ていると感じているので、動きは慎重にかつ必要なところは加速させていきます。