お世話になっている飲食店Yさんの新年会にお招きをいただきました。店内は常連のお客さん達で満員となり、新春を楽しむ声が響いていました。オーナーのKさんは「県議会議員の片桐さんです」と紹介をしてくれたので、時間を頂戴して今年の県政動向の説明を含めて挨拶をいたしました。説明した主な項目は次の通りです。
令和4年度の和歌山県政は高速道路の延伸工事が進んでいて、令和7年度には串本町まで開通する予定です。この串本町では令和4年末にロケットの初号機が打ち上げられる予定となっています。このように紀伊半島南部まで高速道路が開通することとロケット発射場が完成して打ち上げられるなど希望の持てる取り組みが進められています。
他にも希望のある政策としてハイテク企業の誘致による経済振興と雇用拡大を目指しています。企業を誘致できると住居や飲食にも好影響となるので全体の活性化につながります。全力で実現を目指しているので県政への支援をお願いしました。
その後の店内の交流で聞かせてもらった意見です。
令和3年12月県議会の片桐さんの一般質問のことを県職員さんから聞いています。傍聴席には40人ぐらいの人が来たので席が足りなくなり用意したのですね。職員さんは「大きな案件がない中、こんなにたくさん来てくれたのは初めてです。片桐さんの応援は凄かったです」と話していました。私はその話を聞いて片桐さんのことを評価してくれているので嬉しくなりました。
県政に関心を持たせてくれる議員さんがいることは嬉しいことであり、これまで県議会を聞きに行ったと人から聞いたことがありません。発信力のある議員さんは貴重だと思っていますし、和歌山県でそんな議員さんがいることを嬉しく思います。
片桐さんの活躍の様子は聴いています。テレビの議会中継で観ることがありますし、このお店のマスターからも聞いています。私もこのお店の応援団の一人ですし、新春の出会いの機会があったことから片桐さんのことを応援したいと思います。事務所にも立ち寄ってください。
和歌山県には他府県と比較してもカラオケ文化があると思います。カラオケが好きな人が多いですし歌で県を盛り上げたいと考えています。それは他の府県では大きなカラオケ大会が開催されているのですが和歌山県には大規模な大会がないのです。文化として定着させるためには、歌の好きな人が目指すべき大会などの目標が必要ですし、大会の企画と継続させることによって文化になると思っています。支援をお願いいたします。
以上のような意見を聞かせてもらいました。新年の挨拶を交わす中から、県政や皆さんの企画の話などの展開がありました。
落合莞爾先生の新年会が開催されたので参加しました。毎年のことですが、先生の新年会は勉強する機会となっています。今回は日本経済が今年からインフレに向かうことが議論の対象となりましたが、既に先生はその著書「平成大暴落の真相―意図された中堅階層の崩壊―」で令和の時代の予測をしています。日本の中流が崩壊して貧しくなっていく未来を予言しているのです。
「平成の時代から仕掛けられた金融緩和と円安への誘導の施策から今日の日本は予測できていました」と話してくれました。この本は読んだことがあり、アメリカから仕掛けられた金融緩和政策によって円安へと誘導され続けてきました。
一時期、1ドルが70円台まで円高になったことがありましたが、直ちに円安に修正されて現在の水準に至っています。今日の円安は国内の物価上昇につながり賃金があがらないので生活が苦しくなっていきます。今ではわが国は輸入の割合が高くなっているので必要以上の円安は不利になるものです。政府と日銀は円安に誘導し続けていますが、これはアメリカにとって歓迎すべきことであり日本にとってはマイナス要因になっています。
結局、現在の円安はアメリカが歓迎、輸出大手企業も歓迎していますが、エネルギーや原材料、生活用品や食料品などの価格が上昇していることから、私達国民にとって良い環境にはなっていません。
アメリカなど先進国はインフレを警戒し始めていて金融引き締めの局面に入っていますが、日本は依然として金融緩和政策を継続するようですから、今年も円安が続くと予想できます。物価が上昇していくけれど賃金水準が先進国中22位の状況では、インフレ下での生活は厳しくなるのは当然の帰結です。
ところが日銀は「インフレ率に上昇加速の兆しはみられない」などの見解が示されているように金融政策を転換する気配はありません。果たして令和のインフレ懸念は良いインフレなのか悪いインフレなのか、ここで話し合いましたが、令和4年末の結果を待ちたいと思います。