活動報告・レポート
2021年12月26日(日)
クリスマス会
クリスマス会
クリスマス会

市内の福祉施設のクリスマス会に招待をいただき今年も参加してきました。毎年、クリスマスの時期に入居者の保護者の方々も参加して開催しているもので、今年が三回目となるものです。みんな楽しみにしているのは、歌手のHoneyGOLDが来て演奏してくれるからです。施設の皆さんから「来てほしい」とリクエストがあり、HoneyGOLDは三回連続で出演してくれています。クリスマスの雰囲気に合わせた選曲をしてくれることや、歌と話で会場を盛り上げてくれるので、みんなで一緒に歌うことを楽しみにしているのです。

何よりもHoneyGOLDのメンバーとスタッフが優しいので、入居者の方々が「今年も来てくれるのかな」と、とても楽しみにしているのです。

そんな期待に応えてくれる楽しい演奏をしてくれました。クリスマスソングと踊れるようなオリジナル曲を交えてミニコンサートは進みました。そしてメンバーから次の曲の紹介がありました。「ここに来てくれている片桐さんには私達は大変お世話になっています。そんな片桐さんのことを歌った曲がありますので聞いてください。曲名は『片桐あきひろ〜ひとつでも多くの幸せを〜 』です」と説明をして歌ってくれました。

クリスマス会

HoneyGOLDが僕のために作詞作曲してくれたテーマソングです。この曲が誕生したのはメンバーの一人であるビターが、僕との話を思い浮かべて、そしてホームページを読んで日常活動と思っていることを作詞して曲をつけてくれたものです。この曲を聴いた一人の保護者の方から「片桐さんのことを歌った曲は、片桐さんのイメージ通りでとても良い曲ですね。それにしても片桐さんと最初に会ったときから全然変わっていないので素敵ですね」と話してくれたほどです。

この言葉を聞いて僕も喜びましたが、メンバーも喜んでくれて「この曲はずっと歌っていきます」と伝えてくれました。

盛り上がりを見せたミニコンサートはあっという間に終わりの時間となりました。ラストの曲はもちろん「夢のお話し」です。HoneyGOLDのコンサートでのラストの曲は、いつもこの曲で締め括っています。メンバーは「この曲をとても大切にしています」と話しているように、思いの詰まった曲になっていますし、僕にとってもこの歌が誕生した経緯と意味が分かっていることから大切な曲に思っています。

この歌は和歌山市の児童養護施設の「こばと学園」を訪ねてHoneyGOLDがミニコンサートを行いました。そのお礼に学園の子ども達がメンバーに手紙を書いたのです。ビターを始めとするメンバーが手紙を読んでとても感動したことから、手紙の中の言葉とメンバーが子ども達への返事に書いた言葉を組み合わせて生まれたのが「夢のお話し」なのです。僕もこばと学園のミニコンサートの場にいたので、その雰囲気と感動を味わっています。和歌山県でのコンサートがきっかけとなり誕生したこの歌を、コンサートのラストの曲にしてくれていることを嬉しく思っているのです。

クリスマス会

今日のクリスマスコンサートでもラストの曲として歌ってくれました。この歌は何度、聴いても毎回感動しています。思いを共有した参加者がアンコールをして「幸せなら手をたたこう」で締め括りました。このときのことを一人の方が「笑顔で拍手をしているのでとても素敵でした」と感想を伝えてくれたように、私達の心を楽しく優しい雰囲気にしてくれました。スタッフが行ったクリスマス会に向けた部屋の装飾と雰囲気づくりとHoneyGOLDの演奏のお陰で、今年のクリスマスも素敵な時間となりました。皆さんにお礼申し上げます。素敵な時間をありがとうございます。

入居者の方が「来年も来てね」と声をかけたように温かい気持ちにさせてくれた優しいコンサートでした。