活動報告・レポート
2021年12月18日(土)
ほっとチョコレート
ほっとチョコレート
ほっとチョコレート

障がいのある子ども達に絵を教えている「ほっとチョコレート」の活動を支援するために、その絵のお稽古場所を訪ねました。到着したとき、既に指導者の方々と子ども達が絵をかいていました。

毎年、訪問して思うのですが、子ども達の好きな絵の対象があり、お魚を書いている子ども、正確にお手本を模写している子ども、自分が見えているそのままを書いている子どもなど、作品の仕上がりは全く違うものになっています。言えることは、大人が書くことが出来ない子どもらしい作品だということです。

この団体の活動は「子ども達に絵を指導することでコミュニケーションを学ぶこと」だったようですが、最近は「積極的に作品展に応募すること」を目指しています。それは全国レベルの作品展に応募して入賞すれば作品も子どもも社会から認めてもらえることになること、そして保護者の喜びになるからです。

ほっとチョコレート

既に全国的な作品展にも入賞している子どももいますし、和歌山県の福祉団体の来年のカレンダーに採用されている作品もあります。描いた作品が成果物として印刷され、配布されることは社会から認められている証拠なので、子どもはもちろんのこと、保護者もそして指導者もやりがいを感じています。やはり結果を出すことは、とても大事なことなのです。

絵の指導をしている方から「皆さんが来てくれたので子ども達は、少しハイになっているようです」と子ども達の表情が違ったことを話してくれました。毎年、会を応援するために訪問しているのですが、絵が上達していることや学年があがっていることなど、子ども達の成長を嬉しく感じ取っています。小学生だった子ども達が中学生や高校生になっていることを知り、「行政はもっと障がい者福祉に取り組むべき」だと思いました。絵を描いている現場に来て感じられる空気を言葉に変えて行政に伝えたいと思います。

現場から感じた障がい者福祉の課題を、引き続き県と連携して支援体制を整えていくことを考えました。

ゴールドの会
ゴールドの会

和歌山市内の華月殿においてゴールドの会の会合が開催されたので出席しました。ゴールドの会が会場としていた華月殿が閉館になるので、ここでの最終の会合となりました。今回、鶴保参議院議員も出席して冒頭、国政報告をしてくれました。

主な項目は次の通りです。

道の駅の活用について。観光や防災の拠点になるばかりではなく、地域のコミュニティとして賑わいが出ていることから、更なる活用を検討しているようです。

統合型リゾートに関しては、地域の経済効果と雇用が期待できることから法整備を行ったものです。現在、大阪府、長崎県、そして和歌山県が区域整備計画を策定して国に応募する予定をしています。

感染症によって観光業が打撃を受けているので、和歌山県ではリフレッシュキャンペーンを行っていますし、令和4年春には「GO TO キャンペーン」を再開することを検討しています。

北京オリンピックには選手は参加します。また日本オリンピック委員会役員も参加することになりますが、政府関係者の参加は見合わせることになるのか協議をしているところです。

以上の項目の説明がありました。その後、会合の中で県政にも触れました。

外国人が国土、土地を購入している問題については法規制をすべきだと考えています。県で規制強化を求めていますが、外国人の土地購入を規制する法律がないため県では無理であると回答が出ています。国土の売買の禁止は法整備が必要であり国で規制をかけることが必要です。

統合型リゾートに関しては、県と事業者から事業計画が示されると和歌山市議会と県議会で審議をすることになります。どちらの議会でも本件に関する特別委員会を設置しているので、現在、審議をしている途中です。結論はまだ出せていません。

和歌山会議

今年最終の和歌山会議が開催されました。年の途中は感染症予防の観点から中断した時期がありましたが、年間を通じて交流が図れたと思います。来年も集まってコミュニケーションを図ることを確認し合って会合を終えました。来年も楽しい会合にしたいと話し合いました。