県議会において「議案第134号 令和2年度和歌山県歳入歳出決算の認定について」および「議案第135号 令和2年度和歌山県公営企業決算の認定について」を採決し、賛成多数で可決しました。これは先の決算特別委員会で認定されていたものを本会議で採決したものです。
明日は今議会に提案さている議案の採決を行う予定です。それに備えて会派会合を行い議案の審議と意見書などの賛否について協議を行いました。
県立図書館において和歌山県生誕150周年の記念展示「維れ新たなり 幕末維新期の和歌山」が開催されています。図書館内で「和歌山藩から和歌山県へ」として藩から県へ移行することに関連した資料の展示と、幕末から明治初期の和歌山県に関係のある資料の展示を行っています。「和歌山県誕生150年」を記念しての事業であり、県議会で「和歌山県誕生150年」では故郷の歴史を大切にすることを提言したことが実現した企画展です。令和3年12月28日まで展示されているので、機会を見つけてご覧いただけたら幸いです。
市役所に勤務していた時から交流のある方と「和歌山100歳大学」での講義を始め、健康と長生きに関する話し合いを行いました。この方は自ら実践している健康づくりを推進するため、健康に関する健友館を開業して15年が経過しています。その間、実践と講演活動を続けてきたことから「和歌山100歳大学」にも関わっているものです。この事業の取り組み内容や来年度の計画などを説明してもらいました。
和歌山県の健康寿命が延びることを目指した取り組みに期待しています。
水管橋が崩落した事故に関して和歌山市では営業補償の受付が始まっています。先週、和歌山市に問題提起を行った、紀の川の南の地域での水道の汚濁による温水器の故障に関して協議を行いました。確かに紀の川の南側の加納浄水場の辺りでは水道水が濁っていたかもしれないという見解を示してくれましたが、温水器の故障と水道水が濁った原因との因果関係が明確ではないことから、和歌山市では補償対象外とすることが決定されました。
つまり紀の川の南の地域でお住まいの方の温水器故障を始めとするトラブルに関しては補償対象とならないことが決定されたのです。限りなく水道水の濁りが原因だと思われますが、濁りが故障の原因だと証明できないので補償はできないという結論に至ったようです。和歌山市の審査機関が下した決定なので対象外の地域での特例はないことは理解します。ただ実際に被害を被った方にとっては「納得できない」と思うところもあるので、和歌山市には説明責任を果たしてくれることを依頼しました。
結論が決まっていたとしても説明する、しないでは納得できる程度が違ってきます。対象外の地域の皆さんへの問い合わせに関して、和歌山市水道局に対しては問い合わせのある方々への丁寧な説明を依頼しています。
仕事とは結局のところ信頼があるから進むものであり、不信があると進むことはないのです。最近、いくつかの仕事に関する話がありますが、仕事のメンバーに不信感がある場合は止まっています。信頼感があることが仕事の全体なので、信頼のない人が関わっている仕事は止まってしまうのです。再び進めるために必要なことは二つです。止めている原因となっている人に退場してもらうこと。もうひとつはその仕事から撤退することです。不信感のある仕事を進めようとしても進むことはないので時間と費用など労力の無駄になります。
このような問題に関しては、メンバーを入れ替えるか撤退するかを協議して結論を導くことが必要です。
令和の時代ですから一緒に仕事をするメンバーには笑顔を求めています。しかめ面をして難しい表情をしていても仕事が捗ることはありません。むしろ笑いがあることが潤滑油となるので、話も進みますしアイデアも次々に展開していきます。何よりも楽しく仕事をすることで躍動感が出てきます。弾むような感覚を持って仕事をすることが成果につながりますから、チームメンバーは笑顔で仕事に取り組みたいものです。