活動報告・レポート
2021年12月15日(水)
向陽高校同窓会
向陽高校同窓会

向陽高校で同窓会総会などの開催に関する会議を行いました。校長と事務局の先生に参加していただき計画案を検討しました。その結果、令和4年度の海草・向陽同窓会総会は開催することとし、総会と最近の学校の活動紹介、そして卒業生をゲストに招いての懇親会を実施する案をまとめることにしました。

また令和4年度の和歌山県立高等学校同窓会総会の担当は向陽高校のため、実施可否について協議を行いました。全県下の高校から参加してくれるので、感染症の動向を見て判断することになりますが、現時点では総会と向陽高校卒業生の中から講師を務めてもらって講演会を行い懇親会はしない案を検討しました。

続いて校内に数か所の問題点があることから校長先生と校内を見て回りました。

向陽高校同窓会

海草中学時代に学校の玄関に植えられたヤシの木が成長をして、30メートルぐらいの高さになっています。これは伝統と歴史があり凄いことですが、最近の巨大台風のときは木の皮などが飛んできたようです。老木になっているため、大きな台風が来たときに倒壊しないか心配になっています。もし倒壊すれば学校前の市道に倒れることになり、もし歩行者がいると大変なことになります。

そこで海草・向陽高校が誕生してから110周年目を迎える4年後の令和7年度に向けて、今からヤシの木の種を植えて校内で育成することを協議しました。4年かけてヤシの木を育成し、110周年を迎えたときに「次の110年に向けて新しいヤシの木を植樹する」企画を検討することになりました。先輩が植えたヤシの木を伐採することは氣が引けますが、倒壊の恐れがある木なので、安全確保のためにやむを得ず切ることも考えています。

但し、ヤシの木は四本あるので、一本はレガシーとして残し、残りの三本は110周年記念に植樹をすることを考えています。新しい歴史を育てることも良いことだと思います。

向陽高校同窓会

海草中学校の校門が存在しています。現在の校門から西に移動したところにある門がそれなのです。近くで見ると確かに石積みで歴史を感じさせてくれます。海草中学当時は約5メートルあったのですが、移設する度に地面に埋めてある部分を切り取るので、現在は2メートルぐらいになっています。

ただこの門が海草中学時代の校門であることは引き継がなければ忘れ去られるので、この石の校門に「海草中学校門の跡」のプレートを設置することも、創立110周年の時の企画として検討しています。

創立110周年を記念する事業として、生徒ホールの改築も必要だと話し合いました。古い生徒ホールであり、僕が高校生の時とあまり変わっていないように思います。そこで記念事業として同窓会から予算を捻出して、現役の生徒のお役に立つことを考えているところです。

参考までに「海草・向陽記念館」は創立80周年の記念事業だったようです。

以上が創立110周年記念事業の計画案です。

向陽高校同窓会

続いて向陽高校の特徴です。校門の左側にある時計には「向陽高校」と刻まれています。普通であればメーカーの名前が記される箇所なのですが、当時の現役の先生が「メーカー名の代わりに向陽高校と記載する方が良い」と依頼をしたことから現存しています。校名を時計に記すことは誇らしいことです。

海草・向陽高校創立110周年に向けて企画案を役員会と総会で会員さんに提案することを考えています。事業計画がうまく進むことを祈念しています。

また令和3年12月の県議会建設委員会で質疑を交わした向陽高校前の歩道が狭くなっていく形状の改善について協議を行い、明日、道路保全課と向陽高校との間で協議をすることになりました。

その他
  • 学校教育に関して会議を行いました。和歌山県に必要な教育と大学教育との連携などに関して話し合いました。
  • 企業誘致を進めることに関して協議を行いました。来春からの動きになりますが、今から準備を整えています。
  • 県総連の役員会を開催したことから2年ぶりに懇親会も行いました。少しだけ賑わい感が出てきたように思います。