活動報告・レポート
2021年12月8日(水)
一般質問初日
一般質問初日

今日から県議会一般質問が始まりました。初日は4人の議員が登壇して質疑を繰り広げました。それぞれの議員によって、調査をして質問として取り上げる県政の課題の視点が違うので勉強になります。

そして明日の僕の一般質問の通告項目は次の通りです。

1.カーボンゼロの取り組みについて

(1)「2050年 ゼロカーボンシティの表明」に込めた思いについて

(2)サプライサイドの取り組みについて

(3)デマンドサイドの取り組みについて

2.和歌山県福祉サービス利用援助事業について

3.教科書では分からないこと

(1)「ワーケーションツアー」の成果と今後の取り組みについて

(2)関係人口について

4.「医療的ケア児」とご家族の支援について

(1)「医療的ケア児支援センター」の設置等について

(2)保育所や学校での看護師の配置、および増員など支援体制の拡充について

(3)「医療的ケア児」とご家族の支援について

以上の項目に関して、知事、関係部長、教育長と質疑を交わす予定です。開始時間は明日の午後1時からですので、皆さんの応援をお願いいたします。

明日の一般質問に関して「応援に行きます」「テーマは何ですか」などの声をいただいています。年末の慌ただしい時期にも関わらず、来てくれることはとても有り難いことだと感謝しています。

一般質問項目にある「医療的ケア児」について意見をいただきました。答えがなく考えさせられる意見でした。

「たとえ身内だからと言って24時間、介護をしていると精神的に苦しくなる」ことがあります。時には解放されたいと思うこともあるのです。もしかしたら介護をされている方も「苦しんでいるかもしれない」と思います。言葉にできないことや表情で伝えることも出来ないことから「苦しいよ」と叫んでいるかも知れないと思うのです。親としてもその苦しみを代わることはできませんし、解放することもできません。だから余計苦しいのです。介護される子どもと同じように親も身体的、精神的に苦しくなる時があるのでその苦しさを話せる人、話すことができる相談所の設置など環境整備が必要です。

親は子どもの介護に関して弱音を吐けないことで苦しみがありますから、その内心を分かって聞いてくれる人や相談支援センターなどが必要なのです。法整備が整ったことは前進ですが、県施設では心から寄り添ってくれる人の配置といつでも気軽に相談に応じてくれる支援体制が求められていることです。

一日24時間を毎日繰り返すことは、言葉で言い表せないほど大変なことだと分かる言葉を聞かせてもらいました。「子どもと一緒に『楽しい』『嬉しい』『おいしい』などの感情を味わえないことは内心では苦しいことなのです。子どもだけではなくて親しい人と同じ感情を味わえないことも苦しいことです。体験した人が分かることです」ということです。

今回の一般質問で取り上げますが、このような話を伺うと、付き添う親の内心の苦しさを表現することはできていないと痛感しています。しかし法律の精神に則った体制の確保と、寄り添う気持ちを持った看護師さんや先生がいてくれる環境を整えることによって、少しでもお役に立ちたいと思っています。

その他
  • ウォーキングの会の新春の会の案内をいただいたこと。同協会の事務局で話し合ってきました。
  • 学校教育のあり方を話し合いました。大学や企業との連携を図ること、または提携することで交流が図れるので、生徒にとっても必要な環境であることを確認しました。
  • 某団体の親睦会にお誘いをいただいたこと。コロナ禍で二年ぶりの開催だったこともあり、若いメンバーに入れ替わっていることに驚きました。社会が変わると会社も変わり、それに対応するように人の構成も変化していることが分かります。