水管橋事故に関して問い合わせがありました。
今回の水管橋崩落で断水の影響を受けたのは紀の川から北側の全域だと認識していましたが、紀の川の南部地域でも断水後に濁り水が発生していたという相談です。
和歌山市の加納浄水場に近いこの地域の方は市の広報の遅れから、当初、水道の濁り水に気づかずにいました。崩落事故発生の報道があった後に自宅の蛇口を捻ったところ「水が濁っていた」ことに気づいたのです。
そこで慌てて電気温水器の元栓を止めたのですが、既に濁り水が浸入していたために温水が出なくなってしまったのです。
直ぐにハウスメーカーに依頼して温水器の点検をしてもらったところ故障が発覚しました。
この時間帯での故障発生から推測すると「濁り水が原因」だと思われます。
そこで相談窓口である和歌山市企業局コールセンターに問い合わせたところ、「補償対象は紀ノ川北部の地域だけです」とあっさり言われたようです。「北部にだけ断水の影響があると確定しているのでしょうか」「果たして南部地域の影響を検証しているのでしょうか」という相談です。
確かに、和歌山市が南部地域の断水の影響を検証したのか分かりませんから、検証をしないで影響の範囲を確定させてしまっているようにも思います。
「南部地域だから対象外と言われましたが、故障の原因と時間帯からすると濁り水だと思います」ということです。
「市の相談センターでは話も聞いてくれないし相談も受け付けてくれない。誰に相談すれば良いのでしょうか」と思ったから依頼がありました。
市水道局や市議会では検討委員会を立ち上げていますから、この依頼内容を提言したいと考えています。
この相談を聞いて、地域で確定させるのではなくて、断水の影響があった時間帯で温水器の故障などが発生している場合は、その状況や故障原因を聞き取る必要性を感じています。
決めつけによって相談を受け付けないことは行政への不信につながります。最近「聞く姿勢」が言われていますから個別の相談に応じる姿勢が必要だと思います。この案件を和歌山市に意見として提言しました。
今回も一般質問を行うにあたって議論を交わしています。特にカーボンゼロに関する取り組みは世界と和歌山県が舞台になるものなので、どこに焦点を当てるのかによって考え方も進め方も違ってきます。更に地球的規模の環境問題なのか、環境と経済なのか、産業と雇用なのか、意識づけなのか、それとも和歌山県としてやるべきことなのかによって、議論の展開は全く異なるものになります。昨日まで前述の角度から議論を展開してきたので内容が深まってきました。最終的には、和歌山県がカーボンゼロ宣言をしたことに絞って質疑を交わすことになりましたが、質疑に表れない部分が行間に込められることになったと思います。
議論を深めることで言葉に表れるものに意味があると思いますから、聞いてくれる皆さんが「深まり」を感じてもらえると嬉しいことです。
お世話になっている経営者の方から「社員さんに集まってもらっての懇談会を行うので参加して欲しい」と依頼を頂戴していたので、その集まりに参加しました。今回の社長の思いは「コロナ禍で社員同士のコミュニケーションの機会が少なくなっていることを感じていました。そこで部門を超えて顔合わせをしたいと思って実施するものです。コミュニケーション不足は人と環境、人と人、そして自分の心と行動などで乖離を感じるようになってきました。これらのギャップを埋めるためには顔合わせをして話をすることにあります。そこに片桐さんが参加してくれると刺激になりますし、議論の幅が広がるのでお願いします」ということです。
最近はリモート会議の良さを感じることがありますが、コミュニケーション力は直接会うことに勝るものはありません。同じ会社でも部門が違うと会う機会も少なくなっています。そこで部門を超えて社員が集まって話す機会を持つことは、明日の仕事、来年の仕事のために大切なことです。
今日、コミュニケーションの機会を持ったことで、最近の意識と明日の意識には異なる部分があると思います。小さな違いが生じての行動は、明日以降の人のつながりと仕事の結果に変化をもたらすことになります。良い機会を設定してくれたことに感謝しています。
有家自治会三役会を開催しました。最近の地域の課題について共通認識を持つことにしました。住宅が増えたことによるゴミ置き場の問題。他の自治会の人が有家自治会のゴミ置き場に捨てに来る問題。防犯カメラ設置の必要性がある箇所の問題。増水時に水路にゴミが溜まり増水することの危険性についてなどです。自治会では問題解決に対応していきます。