和歌山文化協会茶道部会の役員会と会合がありました。役員会では令和4年の2月までの行事の計画案を検討し、新春の初釜や体験お茶会なども計画しています。
行事は人も経費も必要となるので「参加費をいただかない行事の場合、会費で予算が賄えるかを考える必要があります。不足分は茶道部会からの持ち出しになるので依頼があった場合の判断が難しい」ことも話し合いました。コロナ禍で経済が動いていないので、団体によっては予算が削られているところもあり、「これまでのつきあいと予算で検討する」ことにしています。
役員会に引き続いての会合では、冒頭、吉村流の舞踊を披露してもらいました。文化に親しむことが文化協会なので、お茶と共に舞踊も楽しみました。
また会長から新年の目標として「会員同士、挨拶をしましょう」と提案がありました。それは「文化協会は茶道や華道、絵画などの部門がありますが文化活動の仲間です。そして挨拶は人間関係の基本なので、進んで挨拶をしましょう」というものです。挨拶は人と人をつなげる基本であり、こちらから気持ちの良い挨拶を交わしたいものです。
さて一人の会員さんに「宇宙教育の先駆者上野精一さん」の講演会の記事を渡したところ、「片桐さんが上野君のことを講演会で話してくれたと聞いていました」と答えてくれたので驚いて、「上野君??」と聞いたところ「高校も大学も同級生ですよ」と答えてくれたのです。
「とても優秀な同級生で、JAXAで活躍していたことを知っていました。講演会をしてくれたことを知り有り難く思っていました。お陰様で私の息子もJAXAでお世話になっているのですよ。
現在はロケットの水素エンジンの設計をしています」と話してくれたのです。
「素晴らしいですね。和歌山県の宇宙に関心のある子ども達が宇宙の仕事に携わることを目指しています。上野さんには高校生を対象に話をしてくれたことがあるのですよ。是非、機会があれば高校生に宇宙の話をしてください」と伝えました。
茶道部会で宇宙の話、上野精一さんの話になるとは思っていなかったので、驚きと共に嬉しく感じました。和歌山県から宇宙への夢は続いていますから、宇宙に関心のある子ども達には宇宙を目指して欲しいと考えています。
感染症対策の協力金の申請書と共に概要の説明のため飲食店を訪問しました。和歌山県では感染症の発生を抑えていますが、忘年会シーズンに入っても一部のお客さんは動いているとはいえ、依然として飲食店の厳しい環境は続いています。そのための協力金の申請に関して伝えています。
あるカラオケ店を訪問したところ「月次支援金の申請書の提出をしていたのですが一か月も反応がなく、電話で問い合わせたところ『添付資料が不足しています』と今頃言われました。受け付けた時に言ってくれたらよかったのですが、問い合わせをして初めて答えてくれたのです。しかも日報と全ての領収書、お客さんに渡した領収書の控えも提出してくださいと言われました。先に言って欲しかったことと、同業者は領収書を提出していないことから『全て領収書を提出する必要があるのですか』と尋ねたところ『ごまかそうとする人がいるからです』と何度も疑い口調できつく言われました。人を疑うような人の支持に従う必要はありませんから『もう結構です』と申請を止めました」という意見です。
言葉に悔しさがにじみ出ていました。最初から疑って対応されたことや、「不正請求をしたいんでしょう」という口調を感じたので、この方は申請書を取り下げています。こんなひどい言い方はないと思って取り下げたのです。
公的機関で仕事をしている人や仕事を請け負っている人に対して、コロナ禍で売り上げが落ちた事業者が申請しているのは経営が苦しいからです。そんな困っている人に対して疑ってかかることは止めて欲しいと思います。感染症の影響による売り上げ減に加えて、疑いの言葉は更に追い打ちをかけるものです。月次支援金の申請の委託を受けた事業者の対応だと思いますが、困っている人に寄り添った対応をして欲しいと思います。