活動報告・レポート
2021年12月1日(水)
変異株の影響による計画の遅れ
変異株の影響による計画の遅れ

新型コロナウイルス株の「オミクロン株」の影響によって検討している活動が停止する事態になっています。人の動きが止まることは、経済活動や生産活動、企業誘致活動が止まることを意味しています。政府として外国人の入国を禁止したことで、再び人の流れが止まることになります。

世界とのつながりや和歌山県からの交流の発信を考えている中において、大きな痛手になっていることを実感しています。

例えば計画を実行中の案件が、この影響によってやるべきことが数か月遅れることになりました。体制を整えているので数か月の遅れによって計画の組み換えが必要となるため、大きな遅れにつながることも考えながら対応を協議しました。

これらの案件への対応と協議のため、ありがたいことに東京からも参加してくれた皆さんに感謝しています。

ところで羽田空港から南紀白浜空港に来てくれたのですが、「利便性が良くて驚いています。今度から和歌山県での会議は南紀白浜空港を利用することにします」と話してくれました。羽田空港から約1時間のフライトで到着しますから、首都圏から白浜町までの移動は便利です。この空港を拠点として県内各地での会議や会合に参加してもらえるよう、機会を創り出したいと考えています。

首都圏の方がどれだけ利便性を感じてくれたとしても、要件がなければ来てくれることはありません。ですから必要な会議や企業誘致、地域再生モデルなどの打ち合わせの機会を提案したいと考えています。

また「白浜の海と空の混じった景色は南国を感じられます。この景色を見ながらの打ち合わせは気持ちが良いものです。こんなロケーションの中で打ち合わせを出来る環境は東京ではありません。次回から和歌山県に来る時は南紀白浜空港便を使うことにします」と話してくれました。和歌山県民の一人として誇らしい気持ちになれる言葉です。

学校教育の問題

公立高校の再編の記事が新聞に掲載されたことから、学校教育の問題点を指摘してくれました。潜在的なことですが、高校の在籍人数は各年の5月の在籍人員を公表しています。ところが翌年の3月になると退学者が出ているで、高校によっては20名を超える退学者が出ることも珍しいことではありません。高校再編について在籍人数の算定時期は毎年3月を基準にすべきということの指摘をいただきました。

もうひとつが不登校や居場所などの問題から、中学校などを退学した生徒のその後の調査をすべきではないだろうかというご意見です。退学した生徒のその後については「知らない」のは追跡調査の精度が低いからだと思います。退学した生徒の将来を考えた場合、定時制高校や受け皿となる高校への編入など、退学者の面倒を見ることは可能です。

退学したら生徒と学校の関係性が消滅すると考えるのは寂しく感じます。ご縁があって入学した生徒ですから、極力、卒業してもらいたいものです。そのためには長期間は無理ですが、短期間であれば在籍中と同じような接し方も必要だと思います。

その他
  • 南紀熊野体験博の元同僚が今年3月末で定年退職し起業しています。みかん農家と直接お客さんに販売する方式で活躍していることを知りました。主に東京と大阪で販売していて好評だと聞きました。自信の溢れるミカンを試食させてもらったところ、口に入れた瞬間から味が違って「おいしい」の一言でした。これまで食べたどのミカンともうまさが違うので「これは凄いですね」と話したほどです。「和歌山県のミカンのおいしさを全国に伝えたい」という目標を持って挑戦しています。
  • 中学校の柔道全国大会を和歌山県に誘致したいと話を聞かせてもらいました。少年柔道大会を誘致することで競技人口の裾野を広げ、柔道の楽しさを知ってもらいたいと願ってのことです。
    実現までにはハードルはありますが、行動することで道は開けますから、今日を契機に前進させたいと思っています。