県議会が開催され当局から提案されている議案の中で、早期議決案件の採決を行いました。可決した議案は、新型コロナ対策として事業者を支援するための一般会計補正予算案、職員の期末手当の支給割合を引き下げる条例案など7つの議案です。
飲食や宿泊、地場産業などの事業者について、今年10月から12月の売上が一定以上減少した事業者を支援する対策として、事業所の従業員規模に応じた支援金の費用など約28億4,000万円を増額する補正予算案を可決しています。また県人事委員会勧告に基づき、県職員や知事、副知事などの期末手当の支給割合を年間で0.15ヵ月分引き下げることに関連する条例案も可決しました。
これらの議案は賛成多数などで可決して散会しましたが、12月7日からは議会は一般質問に入ります。令和3年12月9日の午後1時から登壇する予定ですので、皆さんからの応援をお願いいたします。今回も皆さんから意見や要望をいただいている課題を取り上げます。一般質問を予定している項目は次の通りです。
- カーボンゼロに向けた取り組みについて
- 和歌山県の福祉サービス利用援助事業について
- 教科書では分からないこと
- 「医療的ケア児」とご家族の支援について
質問項目の通知まで日があるため変更の可能性がありますが、現時点では以上の項目について質疑を交わす予定です。
事業再構築に採択された事業の実現に向けての相談に応じています。国の事業採択された事業ですから地域として後押しする必要があります。事業所は実現させるために動いていますし、事業を支援してくれる金融機関の存在も不可欠です。コロナ禍以降を目指した新しい事業が誕生することは歓迎すべきことなので、できる限り相談に応じて対応しています。
改めて事業は企画力と説得力、そして資金力だと思います。これらが備わって初めてスタートできるものです。スタートするに際して協力を求めたい皆さんには無理をお願いしていますが、事業の実現と地域への貢献のためにお手伝いをお願いしています。
障がい者サッカーチームの「ブルーダイヤモンズ和歌山」から、私達がお世話になっている地域のために奉仕活動を行いたいと依頼をいただきました。監督と選手の皆さんからの依頼は有り難いもので、早速、岡公園清掃のための準備を行っています。この依頼は監督と選手の皆さんの善意なので、岡公園の清掃に加えて、陸奥宗光先生乃像の銅像を始めとする故郷の紹介をしたいと考えています。
このことによって社会貢献と共に故郷の偉人の功績を知っていただき、今後、和歌山県のチームとして誇りを持って試合に挑んでくれると思います。誇りを持つとチームは強くなりますから、和歌山県を代表するこのサッカーチームが成長していく過程を楽しみにしています。
また清掃活動に快く協力してくれている和歌山城管理事務所の皆さんのご厚意に、深く感謝しています。今夏、外務省から寄贈を受けた桜の木が伐採された時も、いち早く現場確認と警察へ被害届を提出してくれるなど公園を大事に扱ってくれています。仕事とはいえ、皆さんの意見を聞いた可能な限りの対応をしてくれていることに感謝しています。
再び感染症への対応として外国からの入国を禁止する水ぎわ作戦が実行されました。感染症対策として当然のことですが、国際的な企業交流や経済への影響が懸念されるところです。動き出した国際的な活動が再び止まってしまう事態となり、予定していたスケジュールやアプローチの方法を練り直す必要が生じてきました。
早速、感染症によるわが国が置かれた状況を鑑みて、できることから進めることの話し合いを行いました。限られた条件下ですが、できることを考えて対応しています。