活動報告・レポート
2021年11月7日(日)
Jazz and シャンソン
Jazz and シャンソン
Jazz andシャンソン

「Jazz and シャンソン」コンサートに参加しました。出演を呼びかけてくれた山本先生が主催するコンサートに初参加してきました。きっかけはコロナ禍で集客が落ち込んでいるライブハウスに和歌山県の協力金の説明に行った時に出会ったことです。オーナーから「有名なピアノの先生です」と紹介をいただき、その場でピアノ演奏を聴かせてもらったのです。

先生は温かくて親切で気軽に話すことが出来ます。「私が弾ける曲は1,500曲ぐらいですかね。それ以外でも楽譜があれば弾けますから」と簡単にしてくれて、リクエストをすると楽譜がなくても即興で弾いてしまいます。そんな先生にお誘いを受けこのコンサートに参加したのです。

知り合ってから「片桐さん、9月県議会のテレビ中継を見ていますよ。いつも映っていますね」や「12月議会の時は発表の日時を教えてくださいね。観に行かせてもらいますから」など常に氣にかけてくれています。そんな親切な先生から「是非、歌ってください」とお誘いを受けたものです。先生から「是非、歌ってください」とリクエストがあったのが「マイウェイ」。もう一曲は「いとしのエリー」を選曲しました。

練習をしなければと思いながら、日常の活動に加えて水管橋事故、総選挙、「紀の国わかやま文化祭2021」が次々に入ってきたことから練習なしで本日を迎えることになりました。しかし参加メンバーは顔見知りの人が多く、また気軽に声をかけてくれたこと、先生の気配りによって安心して歌うことが出来ました。ピアノ演奏で歌うことには慣れていないのですが、ピアノとドラムをバックに歌い切ることが出来ました。もちろん、歌うリズムに演奏を合わせてくれたものですが、気持ちよく歌えるように導いてくれたことに感謝しています。出演者の皆さんが笑顔で終えていたことが、気持ちよく歌えたことを物語っています。

コンサート終了後、先生からは「片桐さん、良かったですし盛り上げてくれました。みんな来てくれたことを喜んでくれていますよ。次回も案内いたしますので、これに懲りずに参加してください」と声をかけてくれました。緊張感のあるコンサート出演を楽しむことができたのも山本先生と、リラックスさせてくれた参加者の皆さんのお陰だと感謝しています。お礼申し上げます。ありがとうございます。

講演資料作成

来たる11月14日に開催予定の「宇宙教育の先駆者上野精一」さんの講演のための資料を作成しました。上野精一さんと会ったことのない人のために、説明用のパワーポイントとして顔写真やJAXA時代の功績をまとめました。

また講義には使わないのですが、過去に僕が上野精一さんのことを伝えた活動をまとめてみました。子ども達に向けた「宇宙教育の先駆者」講演会、中学校の授業で行った「和歌山県に宇宙を呼んだ男」のこと。ラジオ番組で語った「宇宙」や串本町でのスペースワンの起工式典のことを書いた原稿をまとめ直しました。

読み返すと改めて上野精一さんの功績が蘇り、そこに込められた宇宙への志を感じ取ることができました。

それはきっと、宇宙は科学分野だけではなく芸術にも反映されているもので、日本人は宇宙開発が始まるずっと以前から宇宙の神秘と自然の神秘を同じように感じていたと思うのです。中でも和歌山県の自然崇拝は宇宙の神秘に通じるものがあり、熊野に宿る神、つまり自然崇拝は宇宙飛行士が宇宙空間で神の存在を信じるようになったことに通じるものがあります。日本人は太古から神の世界と交信できていたと思いますが、熊野と高野山を持つ和歌山県は更にその奥まで感じ取っていたと思います。

宇宙に最も近いのが和歌山県であり、宇宙教育の先駆的役割を果たしたのも偶然ではないと信じています。今回は「紀の国わかやま文化祭2021」が舞台の講演会なので、宇宙教育の先駆者上野精一さんと、その思考を生み育んだ和歌山県の存在を全国に訴えたいと考えています。

その他
  • 企業誘致に関して関係者と会議を行いました。企業立地は来てくれた企業の選定をすること、企業誘致は和歌山県に来てもらうように営業をすることです。似て非なるものでありスタンスが違うので、企業誘致の活動を続けたいと考えています。
  • センスについて話を聞かせてもらいました。センスは定型化できないものですが、形となって表れた時に人柄が分かります。センスが良い、センスが悪いと言いますが、その差は宇宙と地面ほど違うものです。人が見て違和感がなく気持ちよくなるように、センスを大事にしたいと思います。
  • 「父は全国各地を出張して周っていますが、その父が『日本で一番美しいのは薄暮の和歌浦の景色です』と話していました」と伝えてくれました。「だからどこに行っても故郷の和歌浦の景色と比較してしまうんだよ」と話していたそうです。和歌山浦の景観を誇りに思える嬉しい話です。