活動報告・レポート
2021年11月2日(火)
お茶会
98歳の経営者の教え

現役の経営者として活動している98歳のMさんと懇談しました。今回の総選挙の結果を受けての感想を聞かせてくれました。

  • 勝った候補者は顔に勢いがありました。一方は顔が沈んでいたので、勢いの差は歴然としていました。勢いのある顔をしているのは、普段から勉強をしていること、人の話を聞いていること、氣力が充実していることから表れます。氣力といっても良い氣でなければなりません。テレビで観ていただけですが良い氣が出ていました。それは人の話をよく聞いているからだと思います。
    自分の主張をしているだけでは自慢話になってしまいます。謙虚な人と自慢話をする人のどちらに好感を持てるかを考えると勝敗を予測するのは簡単なことです。
  • 人に好かれることが仕事のできる人の条件です。政治経験はありませんが、政治も同じだと思います。人に好かれなければ勝つことは出来ないと思います。どちらに好かれる要素が多かったかが鍵になったと思います。
  • 日頃が大事です。人のためになることをしているか。人のためではなく「これは自分がやった」などの主張をしているか。その差が表れたと思います。
  • 継続していることを馬鹿にしてはいけません。辻立ちを馬鹿にする人がいますが、誰でもできないことですよ。馬鹿だったら、仕事ができない人にはできません。本当に馬鹿な人は利口なふりをするので馬鹿に見える辻立ちはやりません。仕事をしているから立つことができるのです。駅やまちなかに立っていると誰から何を言われるか分かりませんから、仕事をやっているので受け答えの自信があると思います。仕事ができない人は現場に行くことを躊躇しますし、人の意見を聞くことができないのです。
  • 人は深くなければなりません。考えの浅い人は仕事ができません。表面的な取り組みを言う人は浅い人です。深い人は人知れずに物事をやってのける人です。
  • 氣力を持ち続けるためには欲は必要です。但しそれは小欲です。大欲は絶対にダメです。会社経営者であればお金儲けの欲が必要です。その小欲がなければ経営できません。
  • 言い古された言葉ですが「世のため人のため」が原則です。しかもそれは自慢してはいけません。人のための仕事はバカみたいと思う人がいますが間違いで、人のために仕事をしていると知恵が湧いてきます。
  • 真剣に取り組んでいると助けてくれます。適当にやっていると支えてくれません。

以上が経験から来ている教えです。簡単なことのようですが、実践するのは簡単なことではありません。総選挙の結果から伝えてもらったことは、仕事や政治家にとって必要なことなのでしっかりと学んでいます。

お茶会
お茶会 お茶会

新しく完成した和歌山城ホールの4階で和歌山文化協会のお茶会が開催されました。お茶席用に約250人分を予定していましたが、大勢のお客さんが来てくれたので午後2時前に完了となりました。このお茶会は「紀の国わかやま文化祭2021」の開催に伴う茶道部のおもてなしで、県内外の皆さんに心の休憩をしてもらいました。

昨日から準備に当たってくれた茶道部の皆さんに感謝しています。お茶席に参加できた皆さんは和歌山城を見ながらのお茶席は格別だと大喜びでした。県外の人だと思うのですが「和歌山城は風格があってきれいですね」と話してくれました。

お茶会 お茶会

昨年来、茶道部ではコロナ禍で計画通りの事業が出来なかったこともあり、今秋からのお茶会を楽しみにしていました。気持ちを込めておもてなしが出来たと思いますし、次回の和歌山県での国民文化祭は順番通りでいくと47年後のことになりますから、今回に力を入れることになります。和歌山県で開催できる機会を大事に思って参加しています。

良い環境の中でお茶会を開催することができ、また「紀の国わかやま文化祭2021」に参加できたことに満足しています。

その他
  • 同級生を始めとする皆さんからお礼の連絡をいただきました。「期日前投票に行ってきたから」「応援していることを片桐さんに伝えておいてください」「三人に連絡しました」など具体的な行動を聞かせてもらいました。
  • 和歌山県の活性化の取り組みを応援してくれている人が集まり、企業誘致に関して意見交換を行いました。応援の声を嬉しく思います。