活動報告・レポート
2021年10月29日(金)
心配り
心配り

これまで何十年もお世話になり、かつ心から応援してくれているMさんから電話をいただきました。Mさんとの出会いは某団体の理事会を訪ねた時に始まります。突然、訪問した時は理事会の最中だったので、事務局の人が「理事会なので改めてください」と言われたのですが、その会話を聞いていたM理事長が「せっかく来てくれたのだから話を聞かせてもらったらいい」と事務局を止めてくれたのです。そして理事会の中で「話を聞かせてもらいましょう」と時間を取っていただき訪問の趣旨の説明を行ったのです。

M理事長は「この提案は私達にメリットがあるではないか。一緒にやりましょう」と即決して理事に諮ってくれたのです。これは理事長のリーダーシップの賜物で、それ以降のおつきあいをすることにつながったのです。その後、任期満了をもって理事長を退任して顧問に就任していますが、変わることなく親交を深めさせていただいています。

いつも氣にかけてくれて節目節目に電話をくれたり、訪ねてきてくれています。その都度、Mさんの心配りに感動しているところです。

そして今日、二人の方がMさんの事務所を訪ねたのです。この時の話は次のようなものです。「あなた達は片桐さんの紹介で来てくれたのですから友人と同じです。食事を用意しますから食べていってください」と誘ってくれたのです。二人は「研修会の説明に来ただけですから結構です」と遠慮して断りました。

Mさんは「訪ねてくれたのにこのまま帰らせては私の顔が立ちません。是非、食事をしていってください」と強く食事を勧めました。

そこで二人はMさんと事務局の方と一緒に昼食をすることになりました。食事と食後のコーヒーもご馳走になったようです。

Mさんの電話はこのことを伝えてくれたものでした。「片桐さんの紹介で来てくれたのですからただで返す訳にはいきません。私の顔を立ててくれて一緒に食事をしました。そして感染症の影響があり、直ぐに研修会をすることはできないので、来年度の総会で勉強会をしてもらうことにしました。それでよかったでしょうか」と話してくれたのです。

僕からは「Mさん、良くしてくれてありがとうございます。総会での勉強会の日時が決定したら教えてください。都合がつけば僕も参加しますから」と伝えました。

Mさんはとても喜んでくれて「片桐さんが来てくれたら有り難いことです。またこれまで一緒に仕事をしてきた課長が来春に退職するので、片桐さんと一緒に二人のお疲れさま会をやりますから予定しておいて下さい」とお誘いを受けました。

有り難い心配りとご厚意に感謝するばかりです。この心配りこそリーダーの資質であり、組織をまとめる力になっています。加えて課長の退職した後のことも考えていますし、その後の組織運営も考えています。人のためになることを実践する姿勢は理事長時代と全く変わっていません。

二人とも変わらずにすることで、いつまでもお付き合いが出来ていることを嬉しく思います。時間も地域も超えて信頼関係にあることに感謝しています。令和4年6月の総会での勉強会を今から楽しみにしています。

その他
  • Sさんが県庁を訪ねてくれました。「県庁に来たら片桐君の登庁ランプがついていたので立ち寄りました」と話してくれたのです。県庁での要件のついでに立ち寄ってくれることは嬉しいことであり、信頼関係でつながっていることに感謝しています。そこで組織のあり方やリーダーの資質について話を聞かせてもらいました。経験に基づくアドバイスはいつも勉強になっています。
  • Aさんが訪ねてくれました。障がい者サッカーのことや社会的に立場が弱い人の支援のこと、そして候補者を選ぶ基準について意見交換を行いました。Aさんの判断基準は、人としての心配りです。基準をもって人と接し、決してぶれることなく行動する姿勢に感銘を受けています。
  • 和歌山県のIRの現状について意見交換を行いました。事業計画が示されていないため現段階では判断できない状況です。