活動報告・レポート
2021年10月26日(火)
正々堂々
正々堂々

昨日から衆議院議員選挙がスタートしています。ある人と話を交わしていて思うことですが、皆さんが支えてくれる力になるのは継続する力だと思います。人から信任をいただくためには、公約や信念を継続していることが大事だと思います。

「継続は力なり」は言い尽くされている言葉ですが、最も力というものを表す言葉だと思うのです。継続に勝る力があるとすれば、短期的には資金力だけではないかと思います。 一か月続けること、半年続けること、1年続けること、そして10年続けることを比較すると、10年という数字の重さを感じることが出来ます。

10年間、一つのことを継続できる人は信頼できる人だと思いますが、それは日数に置き換えると更に顕著になります。当たり前のことですが10年は3,650日(うるう年の修正をしていません)なので、3,650日も継続できている人が信頼できない筈はありません。

かつて教えてもらったことがあります。「1万時間続けることが出来たら一流になれる」「一つのことを1,000回やり続けることができたら一流に近づく」ということです。1万時間も1,000回もやり続けることに挑戦したことのある人は、それは簡単ではないことを知っています。だから私達は継続している人のことを尊敬するのです。

継続することに対し「三日坊主」という言葉があるように、昔から続けることの難しさを感じているのです。

「継続は力なり」と「三日坊主」の言葉を比較すると、前者に力が宿っていることが分かります。

続けてきたことが評価されるのは当然であり、継続してきた人に同じ土俵で勝るためには、継続する以外にないと思います。

私達は続けることは簡単なことではないことを知っているので、簡単にできない継続する力に価値を見出すのです。金やダイヤモンドのように希少なものに価値があるのと同じです。

私達が見習うべきことは継続していることを批判することではなくて、継続してきたことを認めることです。私達は継続することで得られる力を知っているので、継続を否定してはいけないと思います。

ご意見

「スピード感とスケール観」について意見をいただきました。

よく書いてくれました。私も常に思っていることですが、言っても響かないところがあるので、今は自分が行動することに専念して黙っています。私が東京で仕事をしている時はスケールの大きな話をしても、周囲の方々の反応で「やれば実現できる」とその可能性を感じました。しかし和歌山県に来てからスケール観のある企画を説明しても多くの人は響きません。それは和歌山県では実現できないと思ってしまっているからです。

むしろスケールの大きな話をすると「詐欺師」だとか「できもないことを話して周っている」と噂を聞かされることが多くて嫌になっていました。

恐らく、その方たちはこれまでスケールの大きな仕事をしていないので、大きな仕事を進める方法が分からないのです。そしてスピード感に欠けているのは、自らが判断しないからです。

判断を遅らせているのは「これまでの範囲を超えている仕事はどう対処して良いか分からない」「上手く進まなかった時に責任をとりたくない」「その企画の真偽を確かめるための調査方法が分からない」などの理由からだと思います。

スケール観のある案件は「そんな話はないだろう」と自分の常識を超えているから信じないことがあり、スピード感に関しては「実現可能性が分からないので判断を先延ばしする」ことに慣れていることなどが理由です。

誰でも「自分が経験したことのないスケールの仕事の進め方は分からない」ものですし、これまでの前例や自分の常識に照らすので判断ができずにスピード感に欠けることになるのです。

世界規模の案件は「これまで前例がないもの」であり、時代の変化を体感していなければ「判断するものさしがないので、これまでの判断基準に従う」ことになります。つまり地方都市においてスピード感とスケール観のある仕事を進めることは容易ではないのです。

この件に関して和歌山県で仕事をしている方の勉強になると思うので、皆さんにお伝えしてください。

と話をいただきました。