決算特別委員会二日目を迎えました。本日は企画部や他の審議を行いました。僕からは「私立高等学校等経常費補助金」に関する質疑を行いました。
- 経常費の目的と使途について
- 就学支援金の目的と使途について
- 就学支援金の振込口座は他のものと分けているのか。別にする必要があると考えるが学校に指導しているのか。
- 令和2年度補助金の実績報告は適正であるか。
- 実績報告の通りの決算になっているか確認するために、支払いに関する伝票や台帳および通帳は確認しているか。
- 補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律に則り、その法律の重みを持ちながら審査しているか。
- 同施行令では「高等学校等就学支援金の支給に関する法律」が同法の対象になっていることを確認した。
- その上に立って令和2年度決算が適切に処理されていると言い切れるのかを確認した。
- 日本大学の理事が関連会社「日本大学事業部」を利用して不正行為を働いたことが報道されています。理事が理事の会社を学校運営で関与している事実は好ましくないと思います。和歌山県内で理事が自身の会社を学校と取引関係にあるようなら調査すべきである。資金の移動などがあれば同大学と同じように疑惑になると思うので、問題がないことを確認して欲しい。
- 繰り返しになるが令和2年度決算を認定するにあたり適正な決算が成されていることを表明して欲しい。
以上「私立高等学校等経常費補助金」について質疑を交わし所管の見解を確認しました。
日本大学は附属板橋病院の建て替え工事に関して同大学から委託を受けた「日大事業部」が工事の設計会社の選定を担っていました。しかし理事が評価点を改ざんし、都内の設計事務所に受注させた疑いがあるようです。
このように、理事が学校と会社の双方の会計処理に関する権限を持っていると、それが不正につながる可能性があるという感覚を所管には持って欲しいと思います。その視点で会計処理の内容を監査してくれることを要望します。
この議論を聞いていた方から「学校法人や社会福祉法人の経営者が個人の会社を持っている場合、日本大学と同様に疑念を抱くような事例がありますが、今は取り締まれていないように思います。法律を変えてでも対処しなければ温床になっていることも考えられます」と意見をいただきました。
この後の対応は所管に委ねることにしますが、今回の事例から調査方法を更に厳密に行うことによって和歌山県で同様のことが起きないことを願っています。
「世の中には『良い運氣を持っている人』と『悪い運氣を持っている人』がいます」と話してくれました。どちらも運氣ですから周囲の人に影響を与えることになります。良い運氣は周囲の人を幸せにしてくれますが、悪い運氣は周囲の人を退場させてしまう危険性があります。運氣とは強い力を持つもので、知らず知らずのうちに影響を与えているのです。
だから「つきあう人は運氣の良い人とつきあいなさい」と言われますし「そうでない人とは距離を置くことです」と意見をいただきました。悪い運氣の持つ人とのご縁が切れることは運をいただいたようなものですから、その流れに沿っていきたいものです。
友人が飲食店の感染症対策として空気清浄機を運んでくれました。お店が再開し始めているので、より感染症対策を徹底してお店にお客さんをお迎えする態勢を整えています。懸命に取り組んでいる飲食店を応援しています。