活動報告・レポート
2021年10月10日(日)
給水再開
給水再開

午前5時頃からネオポリスへの給水が始まりました。水道局の方が親切に対応してくれたこともあり、問い合わせのあった皆さんが感謝の気持ちになってくれました。「まだ少量ですが水道から水が出るようになりました。ありがとうございます」と話してくれたので「ようやくですが使えるようになって良かった。但し、今日一日、飲料水としては使わないで下さい」と伝えました。

向団地

また依然として向団地での給水開始が始まらないため水道局と連絡を取り「給水の見込み時間と住民の皆さんへの周知について」話し合いました。

団地の皆さんは「昨日、水が使えると思っていたのに水が出ないことから、昨日一日は我慢してきました。しかし今日も使えないことと見込みが分からないのでもう限界です。せめて給水の見込み時間を教えて欲しい」という切実な声を届けてくれました。今日の午前中、二回にわたって団地に給水車が来てくれたのですが、依然として給水再開の目途が分からないことに対して「何時まで待てばよいのか」と不満を感じるようになっていました。

そこで水道局と協議を行い対応することが出来ました。

  1. 受水槽に水が溜まったこと、水の安全性の確認を終えたことから職員が現地に行き、至急バルブを開栓します。夕方から夜にかけて使えるようにします。
  2. 団地内の周知については給水開始のビラを作成して各部屋のポストに配布します。給水開始のお知らせと、まだ飲料水としては使用しないでくださいと注意事項を記載するので、全戸で確認してもらえるようにします。
  3. ビラの配布と共に、従来通り防災無線放送でも広報します。

以上の対応をしてもらうことになりました。昨日、要望したことに沿って、団地の皆さんの気持ちに寄り添った形の対応をしてくれたことに感謝しています。

水道水が使えるようになったことから、団地の皆さんの喜ぶ姿を見ることができました。日曜日の夜から本日の日曜日までの一週間強の期間、強いことも言わずに我慢してくれた皆さんにお礼申し上げます。

また夜になって電話があり「片桐さん、全戸で水が使えるようになりました」と嬉しい声を聞かせてくれました。「午後8時からは飲料水として使えますが、念のため今日までは飲料水で対応してください」と伝えました。

昨日から今日にかけて皆さんのお困りの声に対応できたことを嬉しく思いますし、現地に行って初めて分かることがあることを再認識しました。直接会って聞かせてもらう意見、団地の問題点と改善して欲しいことなど、今後の要望として受け取りました。

断水に我慢してくれた断水地域の皆さん、対応してくれた水道局の皆さんを始め、ボランティアや放送に携わってくれた皆さんに感謝しています。

万葉薪能
万葉薪能

昨年は感染症が拡大していたことから関係で中止となった万葉薪能が、今年は第22回目として開催されました。青空で澄み渡った空の下、片男波の屋外の舞台に万葉薪能が帰ってきました。待ち望んでいた皆さんが会場開始時間の前から並んでくれていたので「今年は開催して良かった」と思いました。

スタッフも笑顔であり、かつ緊張しながらお客さんをお迎えしました。今回、僕と岸本代議士が入場入り口で、お客さんへの消毒のお願いをする役割をさせていただきました。お客さんはマスク着用で、消毒のお願いにも快く対応してくれました。皆さんに衛生意識が行き届いていることを実感できるものでした。

そして主催者から「和歌の浦万葉薪能20周年記念誌」を受け取りました。この記念誌には僕の応援メッセージを掲載してくれました。これは依頼を受け「和歌の浦万葉薪能の会誕生20周年に寄せて」タイトルで原稿を書かせてもらったからです。記念誌に原稿を掲載してくれたことは誇りであり、これからも携わっていきたいと考えています。

万葉薪能 万葉薪能