本日から8月31日までの夏休みの期間、大学生のインターンシップを受け入れることになりました。知人を通じて大学二回生の男子生徒から「夏休みの期間、政治家について学びたい。政治体験インターンシップとして受けて欲しい」と依頼を受けていました。そこで「お盆明けの週からインターンシップ体験をしましょう」として受け入れることにしていました。今日がその初日で、午前10時過ぎに待ち合わせを行い、インターンシップ体験をスタートさせました。
初日の主な体験内容は次の通りです。
1.飲食店経営者との懇談
- 人生における幸せについての講和を受けました。幸せとは元々は仕合せのことで、「仕 + 合わせる」ことが重なり合って物事は成立しているという意味です。良いことも、悪いことも全て含めて「しあわせ」なのです。昔は「仕合わせがいい」だとか「仕合わせが悪い」などと使ったと聞きました。その原点になるものが人との巡り合いで、人と人が出会うから「仕合わせ」となったのです。
- 人は明るいところに集まります。決して暗い場所には集まらないのです。ですから人は明るく朗らかでいる必要があります。明るい人のところに人が集まり、暗い人のところからは人は去っていきます。
2.政治家秘書との懇談
物事には表と裏があります。表裏があって社会は成り立っているのです。ですから裏は常に悪いこととは限りません。見えないところで仕事がスムーズに進むように支えてくれている人がいるから物事が進むように見えているのです。根回しや段取り、準備がなければ物事はうまく行きません。人を例にとってみても裏で表舞台を支えてくれる人がいなければ演劇や演奏会、講演会などは成り立たないのです。
3.上場企業の方との懇談
- 人は成功体験を自慢げに話す人が多いのですが、そうではなくて失敗を話せる人になってください。人は自分の失敗を隠したがるものですが、失敗を格好良く話せる人は共感を呼び寄せます。人には失敗はつきものなので恥ずかしがることなく人に話しましょう。そうすることで失敗を恐れなくなり挑戦できます。
- 仕事は人のためにするもので、自分だけの利益のためにするものではありません。人のために仕事をしようと思えば達成することは二つです。自分に実力をつけること、もうひとつが人脈を築くことです。自分で問題を解決できる力を持てば良いのですが、オールマイティに問題を解決することはできません。そこで人脈が必要となるのです。困った時に助けてくれる人を知っていることが人の役に立つことであり感謝されることにつながります。
4.元上場企業で現在は経営者との懇談
仕事での悩みはたくさんありました。自分は営業に向いていないだとか、人との付き合いが苦手などの悩みでした。仕事が嫌で仕方なかったので職場の先輩に相談しました。先輩は「お前の悩みは自分のことばかりじゃないか。自分のことではなくてお客さんの悩みを解決しようと思って仕事をしなさい」というアドバイスをくれました。辛い、しんどいと思っているのは自分のことで、お客さんのことを考えていなかったことに気づきました。
そこでお客さんの困っていることを聞きだして、それを解決することに専念しました。そうしたところ悩みではなく「何とかしたい」と考えるようになりました。自分のことを悩むのではなくお客さんのために、人のために悩むようにしてください。自分に関する悩みはなくなり、お客さんのこと、人のことを考えられる人になりました。この考え方に辿り着いたので、その後の独立につながっていくのです。
5.陸奥宗光外務大臣の功績を教育に活かす実行委員会事務局長との懇談
学生さんは大人と接することが全て勉強になります。大人と接する機会が少ないので優れた大人と会ってください。外務省の方をお迎えしますが、その時、丁寧に挨拶をして迎えてください。社会人としての挨拶の仕方や礼儀を学ぶ機会になります。作法は人にとって大事なもので、そこから人格が推測されます。
県議会議員さんに同行させてもらうことは、学生では会えない人と会える機会を生み出してくれます。相手も議員さんと一緒にいることで丁寧に対応してくれます。正しく挨拶をすることや名刺を差し出すことも勉強です。議員さんと一緒にいることが得難い勉強なので多くの人と会ってください。
学生さんに対して学びの機会と人生のヒントを与えてくれました。貴重な時間をいただいた皆さんに感謝しています。
- 広告掲載に関して協力をお願いしていますが、皆さん方は快く引き受けてくれています。むしろ「和歌山県の歴史に関わることなので声をかけてもらって嬉しいことです」と言ってくれる方もいて心から感謝しています。
- 疾病の治療に関する相談を受け対応しています。早速、お盆明けの今日、診察を受けられることになり、次回の診察予定日まで決まりました。ご協力に心から感謝しています。
- 企業誘致に関するリモート会議を行いました。お盆明けの慌ただしい中ですが、急ぎで取り組んでいます。