活動報告・レポート
2021年8月11日(水)
ビッグ愛での打ち合わせ
ビッグ愛での打ち合わせ
ビッグ愛での打ち合わせ

「和歌山県誕生150年・和歌山市政130年・陸奥宗光先生乃像建立50年」の記念講演会に関して会場の「ビッグ愛」で打ち合わせを行いました。当日は大会議室で講演会を行う予定なので、官庁に当日の運行の説明を行いました。当日は応接室の使用などに快く協力してくれるのでお礼も兼ねて挨拶をしてきました。記念式典に係るポスターやチラシも掲示してくれるなど故郷の記念日を応援してくれることに感謝しています。

そして話題になったのが、和歌山市の岡公園の桜の木が切り取られた事件です。
「今朝の新聞記事を読みました」と報道されたことで、卑劣な犯行が周知のことになりました。外務省が和歌山市に寄贈してくれた大切な桜の木を根元から切り取り持ち去るという犯罪、しかも8月21日に岡公園での記念事業の開催時期に切り取るという反社会的な異質性は看過することはできません。和歌山市も同様の思いがあり、警察に被害届を提出したことをマスコミに発表しています。

ビッグ愛での打ち合わせ

テレビやラジオ、新聞で報道されたことから和歌山市の皆さんはこの事件を知ってくれることになりました。繰り返しますが和歌山県誕生150年であり、和歌山市政130年でもある大事な記念事業を汚すような行為です。令和3年は和歌山県誕生150年の年であり、秋には県民みんなでお祝いと故郷に感謝することを目指していますが、その気持ちを踏みにじるような行為が起きたことはとても残念です。

故郷の人であれば、外務省から寄贈を受けた大切な桜の木を切り取る心無い行為は出来ないと思います。誰が何の目的で事件性を帯びた行為を行ったのかは、警察の調べで見えてくると思います。

令和3年6月に「L'Arc-en-Ciel」のボーカルで和歌山市出身のHYDEさんが「人と自然のふれあい公園 森林公園」に植樹したアジサイが掘り返されていた事件が発生したばかりです。和歌山市内で立て続けに植樹した花や木を持ち去られる事件が発生しています。常識のない行為であり、植樹した皆さんの気持ちを踏みにじるものです。
また和歌山市の常識や文化レベルを貶める恥ずかしい行為です。

誰も見ていないから持ち去る、切り取る行為は常識ある人が取る行為ではありませんから、社会性の伴わない人や故郷を大事に思っていない人の行為だと思います。一人の愚かな行為によって和歌山市全体のレベルを落としているのです。人に迷惑をかけないこと、社会に迷惑をかけないこと、当たり前のことができない人の行為が和歌山市の文化的、そして知的レベルを下げてしまいました。

新聞を読んだ皆さんから感想を聞かせてもらっていますが、多くの人が思っているように嘆かわしい事件です。このような犯罪が起きている昨今の和歌山市なので、何処に危険が潜んでいるか分かりません。自分本位で周囲に迷惑を掛けることは平気で、そして何をするか分からない人がいるので、皆さんには日常生活の場でも気を引き締めていただきたいと思います。

その他
  • Mさん宅を訪ねたところこんな話をしてくれました。「主人は熊野古道が好きで、毎年、友人を誘って熊野に行って山々を見ていたほどです。忙しい人は時間を見つけて熊野の山を見に行ってください。ゆったりと過ごす時間も大切だと思いますから、和歌山県にはそんな癒しの場所があるのでアピールしてください」というものです。
    特に「山々の谷間に雲海が見える景色は絶景です」ということです。今では友人グループが熊野に魅了されて、毎年訪れていることを伝えてくれました。
  • 和歌山市内の経営者のKさんと懇談しました。
    「株価高や景気が上向いているなどの報道がありますが、和歌山県の実体経済、景気は良くないですよ。商売をしている人なら誰でも分かります。売り上げが落ちていますし、令和2年は200万円などの補助金があったから持ち堪えられただけです。その200万円は純利益ですから、小さな会社にとっての純利益200万円は大変な金額ですが、そんな利益をポンといただけたのですから数字を作ることができただけです。こんな時ですから、金融機関が地方の小さな会社をもっと支えて欲しいですね。『金融機関が県の代表的な企業だ』という県は発展しませんよ。金融機関は儲けることも大事ですが、会社を育てること、会社と地方経済を支えることが役割だと思うからです」と話してくれました。