お盆が近づいてきたので法要とお墓参りに行ってきました。台風第9号の影響で風が強くて傘もさせない状況でした。雨も降ってくるなど大変でしたが、塔婆にご祈祷をいただきお墓に供えてきました。お墓は和歌浦の高台にあるので、今日の天候で急な階段を上るのは大変でしたが、無事にお参りを終えました。
HoneyGOLDが結成3周年を迎えました。3年前、グループは3人で再結成をして活動を開始させました。イベントやコンサートの予定が詰まっている中での再結成と音楽活動は、「ダメかもしれない」という気持ちが忍び寄ってくるほどの困難な状況からのスタートになりました。
結成した直後から朝まで3人グループとしての楽曲編成を行うなど、活動自体が大変な状況だったようです。しかし応援してくれる人の後押しで「やらなければ」の強い思いで「何度だって生きかえる」覚悟で活動を続けてきました。グループの覚悟がファンに伝わり、以前よりも成長したステージを披露してくれるようになっています。
人を感動させることは簡単ではありません。思いを共感してもらえること、熱い思いを届けることなどがありますが、覚悟を持って活動することは人を感動させてくれる強い要素になります。
覚悟を持った人の言葉は優しくて強いのです。それは圧倒する巨木の強さではなくて、強い風にしなる竹の強さです。一見すれば大したことがないと思いますが、竹の強さを持った人は少なく、そして強いと思います。
このアルバムの中で「夢のお話し」は和歌山市でのミニコンサートがご縁で誕生した曲なので、特にお気に入りの一曲となっています。困難を乗り越えてきたグループは、これからが勝負の時を迎えます。「夢のお話し」が現実になることを応援しています。
友人と近況報告と共に意見交換を行いました。主な項目について以下に記します。
- 物事は大きくなる前に、表面化する前に対応することが基本です。根交渉、根回しなどの表現がありますが、これは悪い意味ではなく良い意味だと思います。事前に意見の相違などが予測できる場合、公式な会議や協議の場の前に話し合っておくことが大切です。事前に話し合っておかないことにはお互いに理解できませんから、いきなり本番の場合だと解決が難しい問題であれば、結論が出ないことがあります。問題が発生していることを知った人が責任者に伝えた時、責任者はその責任において対応することが求められます。 問題提起をしているのに「問題が表面化していないから問題は発生していない」と考える人がいれば、問題が大きくなって扱えなくなるか、納得できない解決方法になることがあります。
- 平時は気づかないことが有事の際に気づくことがあります。有事のことは突然起きないので、情報がなかったことや状況把握ができていなかったこと、または気づかなかったので放置していたことなどによって、最初は小さな火種だったのが大きくなっていくのです。
- コロナ禍で集まる機会が失われています。集まる機会がないので「仕方ない」と言うのではリーダー失格です。集まれない場合は、個々の会員に会って懇談することや、現状について話し合うことが大事なことです。コロナ禍だから何もしないのはリーダー失格であり、行動していない組織は衰退に向かいます。
- 情がある言葉は人の心に届きます。情がない言葉も人の心に届きます。届き方はどちらも同じですが、結果は違ったものになります。情がある言葉は、人の心を温かくして考え直す機会を与えてくれるのに対して、情のない言葉は不信に感じている思いを強くさせてしまいます。「梅は匂い、人は情け」と言うように、情けは情のことです。情のある人が集まりの中心にいることが大事なことです。人と人との関係は見えないのですが、情を感じることで相手の心が見えてきます。見えないものを見えるお手伝いをしてくれるものが情だと思います。