活動報告・レポート
2021年8月7日(土)
記念事業準備
記念事業準備

「陸奥宗光外務大臣の功績を教育に活かす実行委員会」の臨時会合に参加しました。
今回の目的は、令和3年8月21日に開催する記念事業の協議と現場確認です。この記念式典は「和歌山県誕生150年・和歌山市政130年・陸奥宗光先生乃像建立50年」を記念した事業で、記念講演会と記念事業を予定しています。

この記念事業の開催の趣旨を以下に記します。

今年は和歌山県が誕生して150年を迎えます。近年、和歌山市は市政130年を迎えました。幕末に解体される寸前の紀伊藩(紀州藩)、藩主を青年時に救い、壮年時には明治政府の最重要課題であった不平等条約を改正して私たちの郷里和歌山、日本国を守った陸奥宗光外務大臣。わが国の独立を確立し、病にて他界した陸奥伯はその功績を讃えられ、外務省と和歌山市岡公園に全身像が建立されています。

昭和46年8月24日(陸奥伯の命日)に、岡公園「陸奥宗光先生乃像」建立除幕式が「和歌山県政100年・和歌山市政80年」の記念式典として実施されました。それから50年、今年の8月21日(土)に「和歌山県誕生150年・和歌山市政130年」を記念して「陸奥宗光先生乃像」建立50周年記念の記念講演会と式典を行います。

というものです。

記念講演の内容は次の通りです。

  1. 特別基調講演「世界外交を体験して―陸奥宗光大先輩を想う―」(仮題)
    講師として外務省外務副大臣の宇都隆史様をお迎えいたします。記念講演で講演をいただくことはとても名誉なことであると考えています。
  2. 基調講演「陸奥宗光 外務大臣の築いた歴史」
    講師として外務省外交史料館「日本外交文書」編纂室長の冨塚一彦様から講演をいただきます。
    冨塚編纂室長は「明治外交史料展」開催に当たり尽力をいただきました。今回も陸奥宗光外務大臣の功績についてお話をいただきます。

今回、外務省からお二人の素晴らしい講師をお迎えすることができました。和歌山県にとっても和歌山県誕生150年を記念する歴史に残る一日となります。たった一度の150年記念事業ですから歴史を刻む覚悟で準備を整えています。
記念講演会の後は岡公園に移動して、「陸奥宗光先生乃像」建立50周年記念式典を執り行います。刺田比古神社の岡本高比古宮司による祝詞奏上と玉串奉奠を執り行いますが、式典は50年前の「陸奥宗光先生乃像」建立記念式典と同じ形式で実施することにしています。陸奥宗光先生乃像を建立してくれた先人たちの志に敬意を表して実施したいと考えています。
その後は参加者全員で銅像磨き体験「brush up a skill」を行います。先生乃像を磨くのは初めてのことになります。これも直接触れて磨ききれいにすることは外務大臣と建立してくれた皆さんの志を受け継ぐ意味を持っています。

森林資源

環境立県を目指している和歌山県ですが、森林資源を生かしたバイオマス発電は意外と少ないのです。国はカーボンニュートラルを目指しているので、県もそれに対応することが求められています。太陽光発電や風力発電、洋上風力発電もありますが、バイオマス発電も検討すべきエネルギーです。森林資源は材料として出荷するのでその間伐材を利用することになります。

また伐採した後に植林して森林を守ることが必要なので、伐採した後は植林を行って緑を維持していきます。バイオマス発電の地域モデルは森林を活用した循環型モデルに仕上げることを考えています。しかも早期に成長する桐を植林して収益性を高めることも考えられます。

林業振興と地域への経済効果もあることから、県内の適地を見定めながら検討することを協議しました。

資料作成

議会報告用に県議会四期目の議会活動をまとめて資料を作成しました。振り返るのはまだ早いのですが、過去を知ることは今後の活動に必要なことだと思いました。これまでどんな質疑を行っているのかを知ることは、今後の活動指標になります。県政の課題、皆さんからの意見、取り上げるべき課題などその時々の背景と思いが蘇ってきます。

過去を知ることはこの先のために大事なことだと認識しました。