和歌山市内のリフォーム業界の現状を知らせてくれました。一部を除いて仕事が不足している状況だと聞きました。悪いところは令和3年5月と6月の二か月間「仕事がない」ところもあるようです。職人さんを雇用できないので、歩合制や仕事のある時にだけ依頼する形、または退職したベテランの人に仕事を依頼する形式を取って対応していることもあるようです。
また大阪の事業者が和歌山市内に入っているため、仕事が減少していることに加えて単価が下がっているようです。余力のある会社は年間で黒字にする計算をしており、月間の数字にはこだわらないでトータルで考えるので「赤字の仕事でも請け負う」という考えだそうですが、和歌山市内の多くの会社はそのような「余力がない」そうです。請け負った仕事の代金の支払いが二か月後払いの場合、その期間を持ち堪えることが厳しい状況もあるようで、「和歌山市内の業界は決して順調ではありません」ということを聞きました。
そのため「事業の複線化」も考えなければ「この先、会社は維持できない」こともあり得ると話してくれました。コロナ禍で売り上げを延ばしている業種もありますが、和歌山市では売り上げが減少しているところが多くを占めています。今期は引き続き、金融支援と公共工事が求められていると考えています。
先日「片桐さんの政権公約を教えて欲しい」と依頼があり伝えていたところ、「和歌山県のために私達がお手伝いできることがあります。これからは一緒に実現に向けた取り組みをしましょう」と話をいただきました。
四期目の県議会議員としての政権公約は以下の通りです。
- 大雨や巨大台風、巨大地震などの自然災害への対応を推し進め、安全で安心できる暮らしの実現を目指します。
- 海洋資源を活かしたエネルギー産業の創出を目指し、海流発電やメタンハイドレートの開発など経済効果と雇用効果につながる取り組みを行います。
- 和歌山市の交通の更なる利便性の向上の為、第二阪和国道と京奈和自動車道の接続道路の事業化などを目指します。
- 故郷への愛着と誇りを持てる教育の実現を目指し、国際社会に対応できる人材を輩出する為、郷土の偉人や先人から学ぶ教育を行います。
- 少子化対策と子育て環境の充実に向けた取り組みを行います。
- スケートボードパークの整備などスポーツ振興に取り組みます。
これらの公約を読んで実現に向けて対応することを協議しました。
未完成ですが、現在、次のようなことを検討しています。
- 太陽熱発電、所謂”CSP”は県民の皆さんに安全な生活を提供することができます。集中的な巨大豪雨や巨大台風、そして巨大地震にも関わらず、持続可能なエネルギーを提供することができます。このように災害に強いエネルギー供給を図ります。
- 和歌山県において水素エネルギーの開発と製造、県内外への供給体制の確立を確立します。
再生可能エネルギーの供給力を増加させて「RE100」の工業団地を目指してハイテク企業を立地します。 - わが国が必要としているデータセンターを設置して、和歌山県と県内外の企業活動を支援します。
- 和歌山市の交通の利便性を向上させるため、県内製造の水素を動力源とする環境に優れた公共交通機関を走らせます。
- 和歌山県の少子化を解決するためにハイテクや宇宙関連産業の有力企業誘致を図り、雇用を増やします。
- ハイテク企業と宇宙関連産業、国際線化に対応するビジネスジェット駐機場の整備と活用を図ることで日本のシリコンバレーを目指し、やがては世界一の工業団地にします。
これらの政策を実現に向かわせることを話し合いました。そして「これらは、あなたが県議会で取り上げていくべき政策として世界が注目し発信できるトピックです。あなたの前向きなビジョンと政策提言、そして行動によって和歌山県が成功したこの物語は、和歌山県政とあなたの未来を輝かしいものにするだろうと私は信じています」と伝えてくれました。
目指すべきは世界の市場で通用する和歌山県産の製品を供給することです。それはハイテク、宇宙関連産業、環境関連産業の誘致と「RE100」を実現させた生産工程を確立させることを目指しています。