活動報告・レポート
2021年7月23日(祝・金)
再スタートの連絡
再スタートの連絡

長年にわたって難病の子ども達を支援し続けている先生がいます。活動の拠点は首都圏で、毎年クリスマスには子ども達が入院治療を行っている病院を、サンタクロースの恰好をして訪問しプレゼントを渡しています。病院は横浜市にあるので毎年の参加は無理なのですが、これまで数回、一緒にサンタクロースの恰好で行ったことがあります。勿論、恵まれない子ども達がいると聞くと、関西にも来てくれて支援活動を行ってくれています。

この活動には心ある善意の人が集まってきます。これまで多くの人との出会いもあり活動をご一緒させてもらっていますが、今年になって活動が止まっていました。「あれほど熱心な先生がおかしいなぁ」と思って連絡を取っていました。そうしたところ活動に参加しているのは善意の人だけだと思っていたのですが、善意の活動に身を隠して先生を騙す目的を持って参加していた人もいたのです。悪意のある人間はその心を隠してどんなところにも近寄ってきます。子ども達への支援活動にでさえ、それを利用しようとして悪は訪れるのです。

今日、先生から失意の声が届きました。同時に、前を向いて歩きだす決意も聞くことができました。「今事務所の片付けにきています。また子ども達の支援活動を始めるので協力してくれますか」と。もちろん答えは”Yes”です。事務所も変えて、役員もスタッフも変えて再出発です。しかし難病の子ども達の支援活動はそのままです。

事務所には長年活動を支援している大学の先生がいました。善意の人はここを去ることはありません。そんな再スタートの瞬間の生の声を聞くことが出来ました。この言葉が浮かびました。「天網恢恢疎にして漏らさず」。善意が再び立ち上がる時、人を騙すような人間は消え去ると信じています。

和歌山県誕生150年記念式典

和歌山県誕生150年を迎えます。それをお祝いするために記念式典が開催されます。この故郷誕生150年の節目の年に記念式典を実施することは県議会本会議で提言してきたものですが、150年の今年、喜ばしいことに実現することになりました。

和歌山県の発表では、故郷誕生日について次のように紹介されています。

明治4年(1871年)11月22日、和歌山・田辺・新宮の3県の統合により、現在の和歌山県が誕生しました。
誕生150年を記念し、これまでの県の歴史を振り返るとともに未来を考える機会となる記念式典やパネル展を開催します。県民の皆様が郷土についてさらに理解と関心を深めることで、ふるさとを愛する心を育む機会といたします。11月22日を「ふるさと誕生日」として条例で定めています。

そして記念式典の概要は次の通りです。

開催日時は令和3年9月25日(土)12:30〜17:00で、開催は和歌山県民文化会館大ホールとなっています。記念講演の講師に御厨貴氏をお迎えして「和歌山の近代150年を問う」と題した講演を予定しています。

もうひとつの記念式典は辻原登氏をお迎えして「わが生地、わが聖地・熊野」と題して、和歌山県文化表彰受賞記念演奏を予定しています。出演者は尺八奏者の辻本好美さん、ピアノ奏者の中谷政文さん、そして未来へのメッセージとして小中高校生による作文の朗読を行います。

続いて映像上映「和歌山県のあゆみ」を行う予定です。

また記念パネル展は、令和3年11月19日(金)〜22日(月)まで予定しています。 場所は和歌山県民文化会館1階特設展示室で、パネル展示と映像上映を行います。

その後は巡回パネル展を開催します。巡回パネル展の期間は、令和3年8月〜12月まで、県内10ヶ所を巡回します。和歌山県誕生150年を県民を挙げてお祝いしたいと思います。

その他
  • 最近の蒸し暑さでたまらないので髪の毛を短くカットしてきました。カット中は情報交換をしてきました。