活動報告・レポート
2021年7月20日(火)
県政の説明
60歳の挑戦
60歳の挑戦

60歳にして新規にお店を開店したKさんを訪ねました。今日、お店のプレオープンだったので扉を開けたところ「わっ、片桐さん」と笑顔で歓迎してくれました。これまで理事長として作業所を運営していたのですが、突然「理事長を若い人に引き継いだので辞めました」と宣言があり、これまで懸命に障がい者の皆さんの支援を行ってきたので「暫くゆっくり過ごすのだろう」と思っていたのですが、お店を開業することを計画していたようです。
「これまで支援してくれた人から『作業所で販売していたお菓子を食べたい』という声をもらっていたので『もう一度やってみるか』と思って開業しました」と話してくれました。

その姿勢は素晴らしいと思いますし、年齢を感じることのない挑戦に拍手を贈りたいと思います。お店にはお祝いの言葉を届けに来た友人の方々も来ていたので、一緒にお祝いムードになりました。

一人の方と話していると「片桐さんですね。知っていますし応援していますよ」と話してくれました。子どもさんから話を聞いて応援してくれていることが分かりました。Kさんのお店で会うことが出来たご縁に感謝するばかりです。

プレオープンなので友人や知人が訪れていましたが、これから準備を整えて8月に開店を迎える準備をしているところです。一度現役をリセットした後の、60歳からの新しい挑戦を応援しています。

県政の説明

弁護士の先生の事務所を訪ねて県政と和歌山県の将来について話し合いました。まず和歌山県の置かれた状況を説明しました。これまで県内を支えてきた産業が社会の変化に対応することが求められているので、これまで通りの事業規模で活動ができるかどうかを見通すことはできません。地元産業と地元企業を大切に思い共生することは当然のことですが、産業構造の変化に対応する側面も大事にしなければなりません。世界の流れはカーボンニュートラル、デジタル化、ハイテク化、エネルギーの電化などに向かっているので、その流れに乗ることが和歌山県にとって大事なことです。遅れてついていくだけなら、将来は「衰退」の文字が浮かぶだけです。

幸いカーボンニュートラルやデジタル化、ハイテク化、そして新しいエネルギーの事業化などに関して和歌山県に潜在能力と将来の希望はあります。

潜在能力は地の利ですが、将来の希望にするためには、それを確信して実現のために動く人が必要になります。行動する力と資料を作成する力、そして交渉能力とまとめあげる力です。それらの全てを使うことこそ人が動くことなので、現在の和歌山県はそんな大事な時期だと言えます。

座して将来の衰退を待つより、可能性を信じて動くことが成すべきことです。その兆しを感じている人がいるなら、今の時点で既に行動しているはずです。政策や将来のあるべき姿は県や市に任せていることや、決まったことに意見するだけではなくて、将来の姿を見通して必要なことを実現させるために今、動くことが議員の役割だと考えています。

和歌山県の将来のキーワードはいくつか挙げられます。

「環境立県、カーボンニュートラル、新しいエネルギーである水素製造、燃料電池、次世代の再生可能エネルギーの導入、『RE100』の工業団地、ハイテク産業、宇宙関連産業、電気自動車への参入、国際空港と国際港湾の活用、ビジネスジェットの導入、アジアのゲートウェイ、APECの約8億人の市場、高等教育、大規模なデータセンター、国際経済特区、国際金融特区との連携、洋上風力、医療、美味しい食材」。
こんなワードが将来の和歌山県に適していると考えています。

これらのキーワードが、僕が描く和歌山県の将来に必要なものであり、具体的に達成すべきことです。勿論、これらのワードを具体化したことに取り組んでいるところです。

先生からは「和歌山県の将来が楽しくなりますね。これなら夢を感じられます。他にこんな企画をして具体的な行動をしている議員さんはいるのでしょうか。和歌山県には企画力と行動力を持った議員さんが必要です。引き続いて頑張ってくださいと伝えますが、片桐さんはくれぐれも健康に留意してください。将来のために無理は禁物ですから」と話してくれました。

法曹の方と話し合う機会は多くないので、少し違う感覚の楽しい時間となりました。引き続いて、今後の県政の進展に合わせて報告したいと考えています。

陸奥宗光外務大臣の功績を教育に活かす実行委員会
陸奥宗光外務大臣の功績を教育に活かす実行委員会 陸奥宗光外務大臣の功績を教育に活かす実行委員会

「陸奥宗光外務大臣の功績を教育に活かす実行委員会」の役員会に参加しました。8月21日の記念講演と記念式典、および11月の学習会と講演会の考え方と準備などを議題として話し合いました。

いよいよ「和歌山県誕生150年、和歌山市政130年、陸奥宗光先生乃像建立50年の記念」の熱い夏を迎えることになります。たった一度の夏を節目の年として刻まれることを目指します。