和歌山市民会館で開催された「未来へ繋ぐコンサートⅡ」に行ってきました。大ホールでのコンサート鑑賞は久しぶりで、これまでと違う新鮮な感じがしました。エレクトーンの神田将さんと共に和歌山県出身で活躍している奏者が演奏を行う企画は素晴らしいものでした。
登場順にピアノの宮井愛子さん、ヴァイオリンの寺下真理子さん、尺八の辻本好美さんの三人です。エレクトーンとそれぞれの楽器の演奏はこれまで聴いたことがなく、混ざり合った音色を感じました。
宮井さんが話した「音色は音ですが、色も感じて欲しい」の通り、演奏の色も感じられるほどでした。続いての寺下さんはヴァイオリン奏者になろうと決心した時の曲を演奏してくれました。辻本さんは「幸運な偶然が重なって運命になる」ことを表現した曲を奏でてくれました。
音楽があることが当たり前ではなくなっている現在、コンサートはライブ、生きていることだと感じました。当たり前のことが当たり前ではなく、実は感謝すべきことだったと分かりました。
日常は当たり前で出来ているのではなく、多くの人の感謝の気持ちで出来ています。
夕方から「和歌山会議」の勉強会に出席しました。会員同士が研鑽を積むことと社会貢献を目的として発足した会議体です。コロナ禍で暫く休憩していたのですが、和歌山市内は収まってきたことから本日開催しました。
開会にあたって挨拶と県政報告を行いました。
こんばんは。和歌山会議は久しぶりの開催となり楽しみにしてきました。コロナ禍のため暫く開催できていなかったのですが、こうして顔を合わせると楽しい空気があることを感じています。
最後まで楽しい時間にしたいと思います。
さて先月、令和3年6月県議会を終えましたが、今回も登壇して知事を始めとする関係部長と質疑を交わしたところです。その中で「飲食・宿泊・サービス業等支援金給付」の補正予算を可決したことから、現在、皆さんからの申請を受けていますので、対象の方は申請をしていただきたいと思います。
今回は4月から6月までのいずれかの月の売り上げが対前年または対前々年と比較して30パーセント減少している事業者が対象となります。これまでは飲食業を中心とした事業者が対象でしたが、今回は対象業種を拡大していますので、多くの方が申請対象になっています。是非とも申請用紙をご確認いただき準備と申請を進めて欲しいと思います。申請用紙は持参していますので、必要な方は申し出てください。また後日でも結構なので、必要な方は連絡をお願いします。
さらに今月末には感染症対策のための支援金も申請を受け付け開始する予定なので、こちらも改めて案内させていただきます。
引き続いて、和歌山会議としての社会貢献活動について説明いたします。前回は児童養護施設の旭学園さんへの支援を行いました。学園の子ども達から感謝のメッセージをいただいたように貢献できたと思っています。コロナ禍のため暫く中断していましたが、7月か8月に社会貢献活動を考えています。今回は知的障がい者のサッカーチームへの支援を考えています。8月は熱いと思いますが、監督さんと日時を調整しますので、是非とも練習の応援に行ってくれると嬉しいです。毎週日曜日が練習日なので激励をお願いいたします。チームは秋の大会に向けて暑い夏でも練習を行っているので、私達の応援力でチームを盛り上げて欲しいと思います。今回の社会貢献活動は、知的障がい者のサッカーチームの応援にしたいと思いますので、皆さんの参加をよろしくお願いいたします。
では和歌山会議の交流を楽しみましょう。ありがとうございます。
以上の報告に続いて和歌山会議の交流会に入りました。メンバーは久しぶりの集まりを楽しみました。
意見交換の中で二人の方から聞いたことを記したいと思います。お二人の話は心に届いて心を温めてくれるものでした。
最初はDさんのコメントです。「片桐さんですね。片桐さんを応援しているYさんの家の近くです。引越しして誰も知らない時、最初に声をかけてくれたのがYさんです。
犬の散歩のときも声を掛けてくれるなど、とても親切にしてくれています。私はYさんから頼まれて片桐さんを応援していますから、片桐さんと聞いたので、そうだと思いました。聞いていた通りの方で良かったです」。
もう一人のEさんのコメントです。「いつもありがとうございます。片桐さん、いつもこの会に来てくれてありがとうございます。S君が先生という垣根を取っ払ってくれたので、片桐さんと呼べるし親しみを感じています。一緒に勉強会に参加している人が県会議員さんなので僕はとても嬉しいです」。
和歌山会議の素晴らしさを感じたコメントです。良いメンバーが集まっているこの会で、社会貢献を続けたいと考えています。