活動報告・レポート
2021年7月5日(月)
判断力
判断力

経営者と懇談の時間をいただきました。感染症対策は危機管理の範疇で、組織であればトップが情報を集めて、専門家の意見を確認したうえで指示を出し、責任を持ってやり遂げることが使命です。トップが覚悟を決めなければ組織も会社も壊してしまうからです。結果責任を取る覚悟を決めると従業員はそのことを理解してくれます。それは姿勢からも分かりますが、覚悟を決めた言葉で伝えるからです。危機に陥った時、トップの覚悟を決めた言葉は人を動かすのです。厳しい状況であっても覚悟があれば人は動きます。

経営者が米国に視察に行った時の経験です。米国企業と交渉事があったので通訳に同行してもらったのですが、所管官庁からアドバイスを受けたので更に二人に同行してもらったというのです。その二人とは、一人は自衛隊出身者、もう一人は医療従事者でした。護衛の必要性もなければ病気になることもないと思っていたのですが、官庁からは「大事な交渉事なのでいざという時のためです」との意見だったのです。

そこで四人で交渉先に行くことになりました。米国は言うまでもなく契約社会ですし、交渉の場での判断が求められます。業務に精通していることは勿論のこと、判断力が成否を決することになります。結果としてその交渉の場に二人がいてくれたことに感謝することになったのです。

元自衛官は民間企業で務めており、その業界に関しての知識と経験がありました。医療従事者は医療や薬品や知識の経験があったのです。それ以上にこの経営者を驚かせたことは、二人が判断力に優れていることだったのです。
自衛官は災害現場などでの経験があるので判断力に優れていることは分かっていました。

驚いたのは医療従事者の現場での判断力です。考えてみれば人の命を預かる仕事をしているので、判断力が鈍かったとすれば患者や救出者の生命に関わることになります。医療従事者も優れた判断力を持っていることが分かったのです。
その時の経験から、感染症対策に関して医療従事者は医療現場での活躍だけではなく、知識と判断力に優れているので、「感染症対策は専門家の意見をよく聞いてある程度は従うことが政府の役割だと思います」と話してくれました。
命を預かる仕事をしている方は、どんな職種であったとしても判断力に優れているのです。トップが方針を決める際には専門家の意見を聞くことと、その知識と現場経験に裏付けされた判断力を信頼すべきだということです。

その観点からすると「現在の政府の判断力は命を賭けている方々の判断力と比較して鈍いといえます。国民の命を預かっている意識があれば覚悟を持った判断ができるはずです」と話してくれました。

知識と経験から来る専門家の判断力が優れていることの話は心に入り込んできました。活動する際の参考になります。

その他
  • 学校教育に関する話し合いを行いました。生徒の成長を支援することが教育ですから、目的に沿った教育機会を持つことを話しました。
  • シンガーを囲んでの食事会の打ち合わせを、交流会を予定している会場で行いました。演奏もできる施設なので、突然の事態にも対応できるようにしています。
  • 電気自動車の将来について協議を行いました。次世代自動車の覇権の行方は分かりませんが、電気と水素、そしてハイブリッドの見通しを話し合ったものです。
  • 和歌山県のデジタル化の取り組み方針を聞かせてもらいました。行政書類の申請は印鑑の廃止に伴って進展していくことになります。事務のデジタル化やリモートワークに関しては導入を図ろうとしている段階です。