和歌山市観光協会で大和街道を歩くことについて話し合いました。前回は京橋から一里塚を経て田井ノ瀬まで歩きました。距離にして約7kmと思います。次回は田井ノ瀬からスタートして岩出市まで行くことを計画しています。
ところで観光協会内で大和街道の話をしていることから「大和街道の話を聞いたので、早速、古民家カフェに行ってきました。感じが良くてたくさんの人が来ていましたよ」という話をしてくれました。ウオークや観光において歴史街道を歩くことと休憩を兼ねて飲食することはセットです。ウオークしながらポイントで休憩時間を取りますが、そこで楽しめるお店や空間が必要です。歴史街道も同じで、当時は休憩所や宿場があったから歩き続けることができたのです。江戸時代の移動は歩き続けることから、今よりも休憩所は充実していたのではないかと思います。お茶とお菓子、おもてなし、そしてここで会った人同士の会話などがあったと思います。
江戸時代では多くの人が同じ道を歩く方が安全だったと思いますから、全く推測ですが、今よりもポイントが多かったように思います。
京橋から田井ノ瀬までの道中にも休憩に適したお店がありましたから、次回の道中でも車で走っていては気づかないお店を発見できると思います。大和街道は歴史の道ですが、今の国道や県道なので歴史と現実が混ざった道であることが魅力だと思います。長いウオークではなくて、短いウオークを楽しむことを目的とした歴史街道だと思います。熊野古道と違って道路沿いにJR和歌山線が走っているので往復歩く必要はなく、また短い距離を歩いて引き返すことが容易ですからコース設定はやりやすいと思います。
市観光協会の方は「できるなら観光のお客さんのために和歌山市内の大和街道のウオークマップが欲しいのです。それに市民にとっても歴史の道を知ることは勉強になります。今では熊野古道は地元の人にとって世界遺産の道なので宝になっています。この和歌山市からスタートする歴史街道も知ることで、地元が誇れる道になりますし観光資源になります」と話してくれました。
熱意と思いが溢れる会話をすることができました。大和街道も県議会一般質問で取り上げることによって、普段の会話で登場するようになりました。話題になるのとならないのとでは意識に大きな違いがあります。意識の差は行動の差になりますから、これは大きな違いです。この差を生んだことが県議会一般質問の成果だと考えています。
政府はわが国でも再生可能エネルギーの導入を目標に掲げています。地球環境問題に呼応するため導入を促進しているもので、企業も「RE100」の電力を求めています。ところが使用する電力が再生可能エネルギー100パーセントのものかどうかは、分かりにくいものになっています。
そこで再生可能エネルギーの導入を目指すと共に「RE100」を求める企業にそれを届けるしくみが必要となっています。そのしくみがデジタルグリッドです。アップルなどの環境問題に取り組んでいる外国企業は自社工場に関しては勿論のこと、取引先にも「RE100」の電力を使用する姿勢を求めています。取引企業は生産工場の電力を「RE100」に切り替えなければ契約を打ち切られることになっています。しかも世界は更に進んでいて、企業が「RE100」の電力を調達できない場合、カーボンオフセットをしたとしても「それではダメ」という基準だと聞きました。つまり本当に再生可能エネルギーを100パーセント調達できなければ取引をしてくれないようです。これは再生可能エネルギーの量が不足しているわが国ではハードルが高く、そこでデジタルグリッドの登場となるのです。
世界が環境保全に向かっているので世界企業と取引をするためには「RE100」が世界標準になっています。なので、わが国の企業もそれに対応することが求められています。今から対応を検討しておきたいところです。
- 和歌山県に進出を検討してくれている企業が事務所を訪れてくれました。利便性や県外からのお客さんを迎えるための条件などをお聞きしました。一社でも多く企業が来てくれることを期待しています。その取り組みを重点指向としていますから、進出意向を持って来てくれることは有り難いことです。
- 友人の母親がお亡くなりになり告別式に参列しました。会場でご家族の方から「片桐さん来てくれたのですね、母親から聞いています」と話してくれました。ご冥福をお祈りします。
- 雨天でしたが現場調査に赴きました。現場調査をすることで所管課に説明できますから、現場確認は物事を進めるうえで欠かせない活動の一つです。