活動報告・レポート
2021年6月26日(土)
陸奥宗光外務大臣の功績を教育に活かす実行委員会総会
陸奥宗光外務大臣の功績を教育に活かす実行委員会総会
陸奥宗光外務大臣の功績を教育に活かす実行委員会総会

「陸奥宗光外務大臣の功績を教育に活かす実行委員会総会」が開催されたので出席しました。本年度の活動報告と決算、新年度の活動計画案と予算案などが議題となり、議案は了承されて新年度に向かうことになりました。

本年度は紀南地域の中学校に入って授業で故郷の偉人教育を行いましたし、故郷の外務大臣に加えて故郷の偉人に関しての授業も行いました。これは会として「わが県は大勢の偉人を輩出しているが認知度が低い」ことを問題視して「それなら自分達が講師として功績を伝える人物をそれぞれが担当し教育で伝えよう」ということになりました。本年度は小山肆成氏や上野精一氏を取り上げて中学校の授業で講義のスタイルを取り実施しました。授業をした学校では生徒の感想文や質問を寄せてくれるなど、大きな成果があったと考えています。

偉人の功績と志を授業で伝えることで生徒の「これから」に影響を与えることが出来たなら、ふるさと教育につながっていると思います。新年度も外務大臣の功績と共に故郷の偉人の功績を知ってもらう活動を続けていきます。

新年度は小山肆成氏や上野精一氏に加えて、小野田寛郎氏、松下幸之助氏なども取り上げる予定にしています。中でも令和4年3月19日は小野田寛郎氏生誕100年の年でもあり、記念講演会を考えているところです。また令和3年11月14日の「紀の国わかやま文化祭2021」では、「陸奥宗光伯と歴史、文化、教育、芸術」の講演会を計画しています。ここで実行委員会のメンバーが講師となり、陸奥宗光伯と共に小山肆成氏と上野精一氏、松下幸之助氏の功績と志を伝えることにしています。

新年度は「和歌山県誕生150年、和歌山市政130年 陸奥宗光先生乃像建立50年」記念式典や「紀の国わかやま文化祭2021」での講演会など大きな企画を計画しているので、会として結束を固め、やりがいのある活動を実行していきます。

更に「陸奥宗光先生乃像建立50年」を記念して市民図書館などへの陸奥宗光伯に関わる図書の寄贈も検討しています。新年度も故郷の偉人の功績を伝えるための活動を継続していきます。

そして私達の会が故郷の外務大臣の教育や講演会を続けてきたことは、和歌山県の取り組みと呼応していることを伝えたいと思います。
それは県議会一般質問の知事の答弁から分かるものです。

その後も同じようなシンポジウムを和歌山でたびたび県庁の主催で行っておりまして、何かきっかけがあったら陸奥宗光さんを顕彰するというのが私どもの最近の習いになっております。

県では平成24年度に、「外務大臣就任120周年記念 陸奥宗光シンポジウム」というのをやりました。平成29年度には、「没後120年 陸奥宗光シンポジウム」というのをやりました。平成30年度には、「明治150年シンポジウム」、令和元年度には、「外交史料展 外交史料と近代日本のあゆみ」と、機会があるごとに陸奥宗光さんをいわば主役として顕彰して参りました。

この度、民間の方々も盛り上がってくださって、「陸奥宗光先生乃像」建立の時みたいに皆さんが盛り上がっていただいて、その50周年記念式典が挙行されるとのことでございます。50年の節目で有志の方々が集い、顕彰されることは誠に結構なことだというふうに思っております。

という答弁です。

和歌山県も和歌山市も故郷の偉人の功績を伝えてくれていますし、今後とも称えてくれると確信しています。「陸奥宗光外務大臣の功績を教育に活かす実行委員会」の活動はこれからも続けて、さらに発信力を高めていきます。

その他
  • ライブハウスのオーナーと来週の再開に関する話し合いを行いました。約一年半も休業していたので再開が楽しみです。
  • 明日のコンサートでは舞台から挨拶の依頼を受けています。主催者から「その時に歌ってください」と依頼があったのですが「もう明日だ」という時期になっているので、短時間ですが歌の練習をしました。