活動報告・レポート
2021年6月25日(金)
県議会閉会
県議会閉会
県議会閉会 県議会閉会

令和3年6月県議会定例会が閉会となりました。提案された補正予算案などの議案は全て可決して終了しました。今回も一般質問の機会をいただき登壇することができました。皆さんのお陰だと感謝しています。今回は故郷の偉人顕彰と教育、そして「和歌山県誕生150年・和歌山市政130年 陸奥宗光先生乃像建立50年」を意味のある年にするための提言、大和街道を観光資源として活用することなどを取り上げました。皆さんからの反響もいただき質疑を交わすことは民意の反映につながること。そして意識を高めることにつながるものだと改めて認識することができました。

また地方紙などに報道されることで読者に知ってもらい、そこから県政に対する関心を招くことにもなります。議員は議会で発言することが与えられた役割であり使命です。今回も使命を果たせたと考えています。

さて委員長報告であった建設委員会での僕の質問に対する当局の見解を以下に記します。

・質問1

和歌山環状北道路について聞きたい。今直轄道路調査が行われていると聞いているが、どのような調査が行われているのか。また、実現に向けて国への働きかけはどのようにしているのか。

・答弁1

現在、国において、大阪南部・和歌山都市圏における、和歌山環状北道路を含めた幹線道路ネットワークについて、「路線の必要性・効果の調査」や「地域のネットワークの課題の調査」などが行われている。

また、国への働きかけについては、本年3月に和歌山県版の新広域道路交通計画に和歌山環状北道路を位置付けたところである。

国においては、各府県版の計画を踏まえ、近畿ブロック版の新広域道路交通計画を策定中であり、7月中に策定予定と聞いている。県としては、こういった計画が策定された後、重要物流道路に指定されるよう国に働きかけを行っていく。

・質問2

幹線道路の一つの南港山東線だが、西浜から関戸の区間の工事がかなり進んでいると思っている。この工事の進捗状況及び竣工時期はいかがか。

・答弁2 

都市計画道路南港山東線は、平成27年度に事業化し、現在、全区間にわたり用地取得を進めており、建物の撤去が完了したところから、順次、工事を推進しているところである。進捗状況としては、現在用地取得率は9割以上、事業全体としても約9割が進捗している状況である。

特に、県としては、信号のある交差点をできるだけスムーズに通行できるよう、交差点部分の暫定的な改良を進めており、平成31年3月には西浜交差点を暫定供用し、令和2年2月には西浜口バス停交差点、令和3年3月には西浜東交差点を暫定供用したところである。

引き続き、残る電線共同溝の工事を進めるとともに、まずは渋滞対策として、信号のある西浜県営アパート前、雑賀農協前交差点の暫定供用を図るべく、工事を推進する。

今年度の完成を目標としているが、建物の移転が残っている箇所については、物件の明け渡し後に順次、電線共同溝や歩道の工事に着手することとなり、工程的には非常に厳しいが、早期の完成を目指し、頑張っていく。

・要望

令和3年度中と了知した。電線共同溝の工事の難しさは重々認識しているので、関係課室と協議をしながら、スムーズに進められるようお願いする。また北道路も朝夕の渋滞が見られるので、早期実現に向けて働きかけをお願いしたい。

その他
  • 社会福祉法人の理事会が開催されました。理事の一人として出席し議案の審議を行いました。また今回は改選期にあたり、理事会で再任されたので引き続き理事職を務めさせていただくことになりました。
  • 議会議員としての役割に関して意見交換を行いました。議場での政策提言や質疑を交わすことが議員として果たすべき役割であることを確認しました。
  • 企業誘致に関してリモート会議を行いました。コロナ禍明けに向かって、誘致活動を継続して取り組んでいます。