県議会定例会二日目、午後1時から一般質問で登壇しました。今回の一般質問項目は以下の通りです。
1.故郷の偉人顕彰について
(1)小山肆成を始めとする故郷の偉人教育の今後のあり方について
(2)「和歌山県誕生150年・和歌山市政130年」を記念した
「陸奥宗光先生乃像」建立50周年記念式典について
(3)「陸奥宗光先生乃像建立50周年」に関わる取り組みについて
2.大和街道について
(1)「大和街道」を観光資源として活用することについて
3.コロナ禍における支援のしくみについて
(1)緊急事態宣言やまん延防止等重点措置区域とそれ以外の区域での飲食店などへの
支援の不公平感解消について
以上の項目について、知事、関係部長、教育長と質疑を交わしました。故郷誕生150年に向けた取り組みとして「陸奥宗光先生乃像」建立50周年記念講演と記念式典を実施することに関して知事の思いを聞かせてもらいました。
故郷誕生の歴史につながる陸奥宗光伯の動きを知ることは故郷誕生の秘話を知ることであり、これが故郷教育だと思います。和歌山県誕生150年の節目の年に故郷の歴史を語らずして、語る時はありません。銅像建立に込められた歴史意味と価値を感じてもらって記念講演と記念式典を迎えたいと考えています。
また大和街道に関しても「歴史街道」として観光に活かすことを提言しました。和歌山県は大和街道を「わかやま歴史物語100」において次のように紹介しています。
紀ノ川に沿って、東西に延びる大和街道。奈良時代、都が置かれていた大和から紀伊、淡路、四国を結ぶ官道として整備された南海道の一部にあたり、人びとの往来はもちろん、歴代天皇の行幸、紀州藩主の参勤交代などにも利用されてきました。
多くの歴史遺産が点在する大和街道は、ファンならずとも胸躍る歴史の宝庫。全国津々浦々に古い街道は数あれ、大和街道を歴史の宝庫と呼びたくなるのは、歴史遺産が多いということだけに留まりません。
数の多さに加え、万葉から江戸の時代に至るまで時間的な幅も大きい。つまり街道とその土地の歴史を重層的に見られることこそ、大和街道の魅力。
と紹介されています。
一つの時代の歴史の道ではなく、時間的幅が大きくて、歴史を重層的にみられる道であることが魅力であると紹介しています。何と素晴らしい魅力の表現だと思います。歴史を重層的に見ることができるのが大和街道であるなら、全国に誇るべき「歴史街道」です。行幸の道、参勤交代の道という、他にはあり得ないような歴史の道なのです。これを観光資源と言わずしてどうするのかと思います。
そして緊急事態宣言やまん延防止等重点措置区域とそれ以外の区域での飲食店などへの支援の不公平感解消についても質疑を交わしました。知事はこれまでも協力金などの支援制度の不公平さの解消を国に要請してくれているので、次につなげるために継続した要請を行ってくれます。
本日は約30名の皆さんが議場にお越しいただきました。皆さんの議場からの応援が力となっています。また仕事の都合などにより、インターネット中継で観てくれた皆さんからもメッセージをいただいています。
応援力を感じながら議場に立たせてもらえたことに感謝しています。議場に来てくれることが県民の皆さんの声を知事や部長に届ける手段であり、質問者にとって最大の力になっています。
今回も応援いただいた皆さんに深く感謝しています。ありがとうございます。
和歌山ゴールドライオンズクラブ2020-2021年度の最終例会が開催されました。同クラブは役員は一年交代となっているので、新年度である7月からは新体制で運営することになります。コロナ禍にあって厳しい運営を強いられましたが、無事最終例会を終えることが出来ました。役員の皆さんとメンバーの皆さん、お疲れさまでした。