活動報告・レポート
2021年6月8日(火)
県議会開会
県議会開会
県議会開会

県議会定例会が開会しました。開会にあたり知事から議案の提案と説明があり、明日以降、議案の審議と一般質問の準備に取り掛かります。今回もコロナ禍における医療行政と飲食店や旅行業を始めとする関係事業者の方々の支援策が議会の中心になります。

補正予算案は約117億2600万円となっています。補正予算案の主なものは、新型コロナ対策として、現在最大470床の病床を530床まで確保するための改装費用として約51億8200万円、令和3年4月から6月の売上が30パーセント以上減少した飲食店やその関連事業者などに対する支援金約31億1600万円を計上しています。感染症対策は最優先に取り組む施策であり、医療支援と事業者の支援を実行するための予算案は必要なものだと考えています。

これらの支援策と共に現在の課題や将来に向けて取り組むべきこと、そしてたった一度だけの機会である和歌山県誕生150年の取り組みについても議会で検討する考えです。

皆さんの意見と現場の課題を基にして議会に挑みます。

飲食店

コロナ禍で厳しい経営を余儀なくされている飲食店。連携を保ちながら、そしてお店同士でこれまで築いてきた関係を維持しながら、現在の難局に向かっていく覚悟を聞かせてもらいました。

覚悟を持つことは何よりも強いことです。困難に立ち向かっていく姿勢、共に頑張っている仲間と一緒に発展しようとする意志、そして地域に飲食店が欠かせないことを行政やお客さんに訴えていくことなど、思いの詰まった覚悟を聞かせてもらいました。覚悟のある言葉は重みがあります。そして見えないことが人を動かせますから、共に活動してきた信頼関係はとても強いものであることを感じました。

強い言葉は意思を感じますし人を動かす力を持っています。逆に弱々しい言葉は意思を感じませんし人を動かす力はありません。強い言葉を発することが出来る人がリーダーであり、行動を共にすることで事態を打開できます。組織に一石が投じられた時にこそ組織力や困難に立ち向かう強さが表面化します。強い組織でないと困難という嵐の中に埋没していきますから、覚悟を示す組織、リーダーがあることが現在の危機を乗り切るために必要なことだと感じています。

リーダーの意思表示、強い言葉こそ難局に必要とされているものです。長いものに巻かれる人や組織は成長せずに停滞したままなので、意思を表すことの大切さを感じ取りました。

陸奥宗光元外務大臣特別展

和歌山市民図書館で「陸奥宗光元外務大臣」の図書の紹介がなされています。和歌山市立博物館では「陸奥宗光元外務大臣」の特別展が開催されています。どちらも岡公園の「陸奥宗光先生乃像」建立50周年を記念して和歌山市が開催してくれているものです。和歌山市が故郷の偉人の記念の年をお祝いする姿勢を示してくれていることを嬉しく思いますし、偉人を敬う気持ちが伝わってきます。

その他
  • 定年退職の日を迎えた方のお祝い会を行いました。過ぎてしまうと長い年月であっても短く感じるものです。しかしこれまで歩んだ日々を振り返ることなく、明日からの新しい環境に向かうための抱負を話してくれました。これからの人生を応援しています。
  • 自殺対策の取り組みについて紹介してもらいました。和歌山県は自殺率が高く「少しでもできることをしたい」という思いから地域での啓発や清掃活動を実施してくれています。行政とも連携をして効果を最大化したいとの依頼を受けました。
  • 和歌山市内への事業進出の相談を受けていますが、進出希望の条件に見合った候補が見つかったので紹介しました。その場所への進出を検討することになりますが、地元同意は勿論のこと、歓迎して迎えてくれるかなどが進出のために確認が必要となります。地元との共生関係を築くことが事業者にとって大事なことです。