活動報告・レポート
2021年5月20日(木)
和歌山フラメンコ協会
信用第一

早朝から会社経営者のAさんと会議を行いました。和歌山県のような地方都市で仕事をするには信用が求められるということです。契約金額と契約書と共に人物への信頼が仕事につながっているという話です。最もしてはいけないことは「相手を利用して自分だけが儲けよう」とすることです。「それをする人や会社とは取引をしないことにしています」ということです。契約書がなくても仕事をするということは相手への信用であり、契約書がないから「支払わない」人がいますが、その場合は二度と相手にされなくなります。

金銭に関わる問題はとても大事なことで「自分だけが得をして相手に損失を与える」ことや「あれこれ理由をつけて借りたお金を返さない」こと、そして「感謝の気持ちを忘れてしまって返す気がない」人がいます。感謝の気持ちを忘れてお金を返済しないという、日本人とは言えない人も登場しています。

仕事は信用第一で実行したいものです。

和歌山フラメンコ協会

和歌山フラメンコ協会設立20周年記念式典を終えて、森会長と意見交換を行いました。記念式典に向けての準備と式典での緊張感から解放された会長ですが、休む間もなく「次の舞台」に向かっています。次の舞台とは「紀の国わかやま文化祭」での「もののけの森のマリア−フラメンコで綴る熊野の森の壮大な物語−」です。

和歌山県から「和のフラメンコ」を発信し続け、それを演じられるのは森久美子先生ですから、「和歌山県の文化力」を魅せてくれると確信しています。そして主演の森先生は「天照皇大神」を演じることに驚きました。国の誕生に女性神が関わっている国は珍しいと認識していますが、わが国は「天照皇大神」を主神としている歴史ある国なのです。その女神を演じてくれるのですから、本当の意味での「和のフラメンコ」だといえます。

熊野の森に「天照皇大神」が登場して、どんな物語を展開してくれるのかを楽しみにしています。僕は会長に「国の誕生に女性が関わっているところは少ないと思います。多くの国は男性が創造主になっているのに対して日本は女性神なのです。このことからわが国は、性別による差別が少ない国であるべき存在です。この建国の理想を掲げて国づくりに関わるためのヒントが隠されていると思います」。

情熱は衰えることなく、益々燃え盛っていることが分かる話をしてくれました。そして20周年記念式典のお礼を伝えてくれました。「皆さんからの挨拶の言葉を大切にしています。胸に届くスピーチをしてくれました。支えてくれる素晴らしい皆さんに囲まれていることを嬉しく思います」と話してくれました。一つのことを、情熱を持って継続することは簡単ではありませんから、私達はその志と姿勢に感動した挨拶をしたのです。

これからも和歌山県でフラメンコを演じ続けてくれると思いますし、もう次に向かっている姿勢に感銘を受けました。

これからも和歌山フラメンコ協会の活動とフラメンコの舞踊によって、地域の文化力を高めてくれることを期待しています。

企業誘致

コロナ禍において和歌山県経済も例外なく落ち込んでいると思います。企業情報に関してあまり良い情報が入ってこないのは、生産活動が低迷しているからだと思います。そのため「工場が稼働していない」「決算が悪い」「雇用調整助成金がないと雇用の維持が苦しい」などの話を聞いています。そこで既存の産業を維持すると共に社会変化に応じた新しい産業の誘致にも取り組んでいます。

毎日のように情報を共有しながら、誘致活動に生かしているとこです。コロナ禍にあって事態を一気に進展させることは難しいところですが、制約条件がある中でもできることは進めています。

その他
  • 飲食店への時短協力金について対応しています。厳しい経営環境ですが、お店で顔を合わせると笑顔になってくれることが救いです。今を乗り切るために話を伺っています。
  • お世話になっているMさんから電話をいただき訪ねました。コロナ禍を乗り切るための話し合いを行いました。困難にあっても笑顔で迎えてくれるその姿勢に元気をいただけます。