活動報告・レポート
2021年4月28日(水)
リモート会議
リモート会議

和歌山県では首都圏からの地方回帰や外国からの国内回帰などの視点から企業立地を進めています。また外国企業の日本進出に関しても受け入れたいと考えています。

和歌山県の医療体制や住環境の良さ、大学や高校など教育環境が整っていることなどが利点としてありますが、それ以上に世界遺産に代表される自然環境のある県下で働けることが売り物だと考えています。特に外国企業には世界遺産のある県に進出してもらうことは、自然環境が企業価値、投資家にとっての価値になっている時代において、企業にとっても従業員にとっても、世界企業の価値としても有利な点だと考えています。世界遺産のある県に事業所があることは環境価値を大事にしている企業であり、「RE100」のエネルギーを利用する考えがあることが推測できますから、見えないけれど企業価値を高めることにつながると確信しています。

環境問題に取り組まない企業は投資対象にならないとも聞きますから、和歌山県での立地の価値、優位性を企業に訴えているところです。

造られたものではない和歌山県の有する自然の中で仕事は世界の一流のビジネスパーソンが知れば「行きたい」「ここで働きたい」となると思いますし、休日には世界遺産で過ごせることは人生の価値になるものです。

和歌山県の企業立地のパンフレットによれば「絶景の海のロケーション」「癒しの山のロケーション」「世界文化遺産」がある県であり、ビジネスシーンにとって最高のロケーションを提供できる環境にあります。アフターコロナの時代のビジネス環境が和歌山県にはあることを訴えています。

繰り返しますが、この環境は国内だけではなく外国にも受け入れられる価値だと確信しています。むしろこれまでの経験から、文化的素養のある外国人が和歌山県に興味を抱くと思いますし、文化的価値を見出してくれ「ビジネスと共に和歌山県で住みたい」と思ってくれると感じています。

今日開催したアメリカとのリモート会議で和歌山県の、短編ですがPR動画を紹介したところ「beautiful」と反応がありました。世界遺産に代表される和歌山県の自然と文化は、国に関係なく感動を与えるもとです。ロサンゼルスのビジネスマンは「和歌山県に行きます。何月頃が良いですか」と直ぐに反応してくれた程です。神の宿る熊野、宗教都市高野山は、アメリカから来てくれる皆さんを魅了すると思いますし、和歌山県のビジネス環境を気に入ってくれると確信する瞬間でした。

大量の情報やデータを扱っている企業人にとっても、和歌山県の奥行きのある大自然は神秘的に感じ、観光ではなくビジネス機会を持ちたいと思ってくれるものと信じています。先進的な企業が来てくれると、そこには大きな機会が得られることになります。優良企業が和歌山県に行くことによって取引企業や周辺産業にも波及しますし、尊敬される人や企業であれば尚更、人を引っ張る力を持っています。

リモート会議の反応から、和歌山県の優位性を伝えられ、訪れてみたい県であると感じてもらえたと思っています。そして投資対象として日本は安全で信頼できる国であり、中でも和歌山県の持つロケーション、自然、歴史、文化、そして精神性などは進出先として優位性があると考えています。何しろ神武天皇東征の時代からの深い歴史を持っている県という自負心と誇りがあります。これらの価値をしっかりと伝え「和歌山県でのビジネス」機会を創り出したいと考えています。

県政報告

Kさん宅で県政報告を行いました。コロナ禍のため5人に集まっていただき最近の県政の動きを説明しました。コロナ禍においても県政は止まることなく計画を進めていることや、昨年から減圧病床の拡大など感染症対策を進めてきていることを説明しました。

皆さんからは「早くワクチン接種をお願いしたい」ことや「地域にはそれぞれの課題があり、それに対応してくれることを期待している」ことを伝えてくれました。個別の案件は行政法では介入できない、または解決を図ることが難しいこともありますが、現場には訪れて対応することを伝えました。

大変な時期にも関わらず、集まってくれた皆さんに感謝しています。